【ポケモン剣盾】リーフィアのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

リーフィアの強み

①草タイプで物理耐久が高い

 草タイプはほとんどのポケモンが特防よりの種族値で防御が高いポケモンがほとんどいない。しかしリーフィアは防御種族値130と破格の数値を持っており対物理で非常に強い。特に今作はドリュウズ地震の通りが非常によく飛行タイプが居ないと地震を打たれるだけで壊滅する状況が多々発生する。そんな中でドリュウズ地震を半減でき種族値的にも対物理性能の高いという点で非常に希少価値が高い。

②優秀な補助技を数多く覚える

 草タイプはやどりぎのたねやこうごうせいなどの回復技やねむりごな等の状態異常技等優秀な補助技を数多く覚える。しかしリーフィアはそれだけでなく更にあくびなどのブイズが覚える優秀な補助技も覚えるのでそれらを組み合わせて多彩な型が作れる。草タイプは弱点が多く過小評価されがちだが、水電気地面辺りの非常に通りのいいタイプに耐性を多く持つため技さえそろっていれば非常に活躍が見込める。リーフィアは優秀な補助技に加えて高い種族値を持っているので十分一線級の力はある。

③使用率が低いので型が読まれにくい

 リーフィア自体の使用率が低いので初見殺しがしやすい。特性くらいしか知らない人も多いので相手のプレミを誘発させやすい。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

 

1.剣舞バトン型

・基本技構成

リーフブレード、剣の舞、あくび、バトンタッチ

・持ち物

オボン、たべのこし等

・特性

リーフガード

・性格

ようき

努力値

H220 D252 S36

 

 ドリュウズや水ポケモン等の有利対面を作ってから引っ込んだところをあくびで流していき再び有利対面を作ったところで剣の舞を積んでいく。カバルドンステルスロックが剣の舞になったと理解していただければ使いやすいかと思う。

 普通にバトンをした場合後続にダメージが入るが、あくびで流しながら交代際にバトンをつなぐことで後続にダメージを入れずにバトンをつなぐことができる。このあくび剣の舞バトンのコンボをできるのはリーフィアだけである。あくび状態はバトンで引き継がれないので仮に相手があくびで流そうとしてきた場合もバトンで対処可能である。

 調整は最速アーマーガア抜きまでSに振って残りを特殊耐久に振っている。無補正ドラパルトのダイバーンくらいは耐えることができるのであくびでながす立ち回りも考慮に入れることができる。

 特性はコータスのあくびループ対策になるのでリーフガード推奨。

 

 

2.やどみが型

・基本技構成

リーフブレード、やどりぎのたね、みがわり、バトンタッチ

・選択技

まもる(定数ダメ稼ぎ、残飯やどりぎの回復ターン稼ぎ、ダイマックスターン稼ぎ等)

・特性

リーフガード

・持ち物

たべのこし、ラム等

・性格

ようき

努力値

H180 D252 S76

 

 やどみがのコンボがドヒドイデやヌオーを中心とした受けループに強いのでその対策を意識した型。バトンタッチを持たせることでみがわりを引き継ぐことができるのでやどりぎの回復量と合わせてかなり後続の負担を軽減することができる。

 調整方針はみがわり用の16n+1~3調整を意識しつつ特殊耐久をなるべく高くできるように調整した。

 

*ようりょくそアタッカー型は対策されやすい上に相手も想定してきやすいので非推奨

 

おしん - YouTube

普段はyoutubeで育成論や構築解説等上げておりますので興味ある方はそちらもよろしくお願いします。

【ポケモン剣盾】コータスのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

コータスの強み

①特性ひでりが希少かつ優秀

 特性のおかげでダイマックスを使わずに天候変化を行うことができる。炎タイプなので晴れ下でメインウエポンの火力増強を行うことができ、また弱点の水タイプを半減することができるので実質弱点は岩地面のみである。

②耐久値が高く一発は攻撃を耐えることができる

 防御種族値140と非常に高く物理技なら弱点攻撃でも一発は耐えてくれる。特殊耐久も特化に近く振ればサザンドラの眼鏡りゅうせいぐんくらいは耐えてくれるので一回は行動保障ができる。

③攻撃技補助技共に優秀な技を多く覚える

 コータスといえばステルスロックあくびのコンボを思い浮かべる方が多いと思うが、てっぺきボディプレスや一撃技の地割れまで覚えたりと実は非常に器用である。物理技も含めれば攻撃範囲も広いので多彩な技構成が考えられる。

 

以下コータスのおすすめの型を紹介していく。

 

1.起点作成型

・基本技構成

かえんほうしゃorふんえんorオーバーヒート、クリアスモッグ、あくび、ステルスロック

・選択技

ボディプレス(サザン、バンギ意識)

ジャイロボール(ミミッキュ意識)

がんせきふうじ(S下げによる起点作成および起点回避)

ソーラービーム(水地面、ドサイ意識)

・持ち物

オボン、メンタルハーブ、脱出パック等

・性格

おだやかorなまいき

努力値

H252 B20 D236

 

 ひでりによる天候変化やステルスロックあくびで後続のサポートをしていく型。カバルドンと同じく起点作成ポケモンでありながらアーマーガアにタイプ相性で有利な点や晴れの天候変化により火力も出せる点が非常に強い。

 努力値サザンドラの眼鏡りゅうせいぐん耐え。ここまで振ると大体の特殊攻撃は一発は耐える。ミミッキュ意識でジャイロボールを採用する場合は性格のんきのB52振りで剣舞珠ダイホロウを耐える調整をするのがおすすめである。

 持ち物は確実にステルスロックが撒くためにオボンがおすすめ。脱出パックは晴れエースを採用する場合はオーバーヒートと合わせて採用するとよい。

 攻撃技に関して炎技は確定として残り一つはパーティの対処しづらい部分を補える技を採用するとよい。とりあえずは積み技対策のクリアスモッグかみがわりサザン対策のボディプレスかのどちらかが使いやすいだろう。

 

 

2.アタッカー型

・基本技構成

ふんか、オーバーヒートorだいもんじorかえんほうしゃソーラービーム、だいちのちから

・選択技

げんしのちから(リザードン意識)

ヘドロ爆弾(ダイアシッドでC上昇)

・特性

ひでり

・持ち物

こだわり眼鏡、命の珠、木炭等

・性格

ひかえめorれいせい

努力値

H252 C252 D4

 

 基本トリル運用想定だが初手から投げて起点作成型の偽装をしてもよい。相手が挑発や積み技等を打っていれば痛い目を見させることができる。

 眼鏡にした場合ダイマックスミミッキュを皮ダメ込みで最低乱数以外一発(93.7%)、H無振りトゲキッスを確定一発で持っていくほどの火力が出る。起点作り性能ばかりに目が行きがちだがアタッカーで使ってもかなり強い。

 

 

3.両刀型

・基本技構成

大文字、ソーラービーム、ジャイロボール、ストーンエッジ

・特性

ひでり

・持ち物

命の珠、達人の帯、もくたん等

・性格

れいせい

努力値

H4 A252 C252

 

 基本アタッカー型と同じ運用だが物理技を持たせることでラム持ちでコータスに出てきやすいトゲキッスギャラドスに打点を持ちやすくなる。具体的には珠ジャイロボールで無振りトゲキッス確定一発、珠ダイロックで無振りギャラドス確定一発となるので積む隙を与えずに倒すことができる。

 

おしん - YouTube

普段はyoutubeで育成論や構築解説等上げておりますので興味ある方はそちらもよろしくお願いします。

【ポケモン剣盾】ガマゲロゲのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

ガマゲロゲの強み

①水地面という複合タイプが優秀

 弱点は草タイプのみなのに対し半減無効は電気、毒、岩、鋼、炎の5タイプ(貯水も考慮すれば6タイプ)と非常に優秀なタイプを持つ。

②すいすいを利用した物理アタッカー特殊アタッカーの両方が可能

 今作のダイマックスの仕様のおかげでアタッカーとしての性能が非常に強化された。加えて攻撃、特攻両方の種族値がそこそこあるので物理特殊両方の運用が可能である。物理か特殊か絞れないので種族値は高くはないが数値以上に受けづらい。

③耐久型の運用も可能

 物理耐久はヌオーとトリトドンの中間、特殊耐久はトリトドンとヌオーの中間という性能を持つので耐久型としての運用も十分可能である。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

1.物理アタッカー型

・基本技構成

アクアブレイク地震パワーウィップかわらわりorドレインパンチ

・選択技

れいとうパンチ(草、ドラゴン意識)

とびはねる(ダイジェットS上昇、草意識)

あまごい(ダイウォール用、非ダイマックス時意識)

・持ち物

命の珠、しんぴのしずく、ラム等

・特性

すいすい

・性格

いじっぱりorようき

努力値

H4 A252 S252

 

 ダイマックスを切ってダイストリームですいすいを発動させてから全抜きを狙っていく。物理型で運用する利点はミミッキュにタイマンで勝ちやすい点、攻撃種族値の方が特攻種族値より高い点、格闘技を採用しやすいのでバンギラスサザンドラなどに打点を持ちやすい点、特殊型の採用率のほうが高いので意表を付ける点などである。

 いじっぱりSぶっぱでスカーフサザンドラを抜ける程度の素早さを確保できるので火力補強を考えていじっぱりが無難化と思われる。ようきにする利点は準速のトゲキッスギャラドスがダイジェット二積みしていてもすいすい発動で抜ける点、最速ルンパッパや同族勝負に有利な点等である。火力不足を感じやすいので基本ASぶっぱでよい。

 れいとうパンチはドラゴンに打点が出るのでほしい場合も結構あるがダイアイスで天候が変わってしまうので採用する際は注意が必要。

 

 

2.特殊アタッカー型

・基本技構成

ハイドロポンプorねっとう、だいちのちから、くさむすびヘドロウェーブ

・選択技

こごえるかぜ(草、ドラゴン意識)

あまごい(ダイウォール用、非ダイマックス時意識)

・持ち物

命の珠、しんぴのしずく、ラム等

・特性

すいすい

・性格

ひかえめorおくびょう

努力値

H4 C252 S252

 

 基本的に物理アタッカー型と同じ運用でよい。アーマーガア等の採用率の高い物理受けで止まりにくいのが利点。

 水技は火力不足を感じやすいので熱湯よりハイドロポンプがおすすめ。ヘドロウェーブは草タイプに打てる他にダイマックス時にCアップの効果があるのでそれが活きる場面もあるかと思う。

 

 

3.耐久型

・基本技構成

ねっとう、だいちのちから、どくどく、まもる

・選択技

ステルスロック(サイクル重視、抜きエースサポート)

みがわり(状態異常対策、ターン稼ぎ)

・持ち物

たべのこし、オボン、混乱実等

・特性

ちょすい

・性格

おだやか

努力値

H252 B4 D252

 

 トリトドンやヌオーが採用されることが多いが先述のように耐久力も同等のものがあるので耐久型可能である。

 アタッカー採用が圧倒的に多いので意表を付きやすい。対抗策を用意してない相手ならイージーウィンすることができる。

 相性補完的にアーマーガアと同時採用することになるのでHD特殊受けで採用。水ロトム、火ロトムは完全に止めることができる。

 技構成はどくどくまもるの構成にしている。昔から存在する型だがダイマックス環境の今作まもるが強いので非常に使いやすい。だいちのちからはドヒドイデ等広く打てるので採用しているがステルスロックやみがわりなどに変更するのもあり。

 

おしん - YouTube

普段はyoutubeで育成論や構築解説等上げておりますので興味ある方はそちらもよろしくお願いします。

【ポケモン剣盾】カビゴンのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

カビゴンの強み

①耐久が非常に高くその上弱点が非常に少ない

 ノーマルタイプなので弱点が格闘タイプ以外存在しない。その格闘タイプも環境で採用されるポケモンルチャブルローブシンくらいで数も多くない。また格闘タイプのダイマックス技は威力が下がるため現環境でカビゴンを一撃で倒せるポケモンはほぼ存在しない。

②環境に多いゴーストタイプの技を無効化出来る

 環境の中心にいるドラパルト、ミミッキュといったゴーストタイプのポケモンのゴースト技を無効化出来る。またゴーストタイプのポケモンとお互い相性補完もよいので相方としても採用しやすい。

③技範囲が非常に広い

 ほとんどのタイプの物理技を覚えるので技範囲に困らない。覚えないのはフェアリー、水技、飛行技くらいなのでパーティに応じて自由にカスタマイズできる。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

1.残飯守る型

・基本技構成

捨て身タックルorのしかかりorからげんき、地震、あくび、守る

・選択技

ヘビーボンバーorアイアンヘッド(ダイスチルでB上昇、ミミッキュトゲキッス意識)

ばかぢから(ダイナックルでA上昇、バンギラスサザンドラ意識)

ほのおのパンチorヒートスタンプ(ナットレイ意識)

かみなりパンチ(ギャラドス意識)

かみくだくorDDラリアット(ドラパルト等ゴースト意識)

種爆弾(水地面、ドサイドン意識)

・持ち物

たべのこし

・特性

あついしぼうorめんえき

・性格

いじっぱり

努力値

H180 A4 B252 D68 S4

 

 先発で非常に安定する型。トビゴンという名前でバトレボ時代から存在していた型である。めんえきで使うのが一般的だったが今作の環境ならあついしぼうの方がいいだろう。

 あくびでポケモンを流しながら技を打ち込みたい相手が出てきたところで技を打っていく。まもるはとんぼボルチェンの対策、残飯の回復量を稼ぐ、こだわり技のロック、ダイマックスターンの稼ぎなどに使える。

 基本技構成は広い範囲に打てることを意識した技構成である。パーティによって技は入れ替えてもいい。

 努力値は基本Bに厚く振りH=B+Dの数値を意識しながら調整した。割と努力値振りに関しては自由。Aに振って負荷をかけれるようにしてもいい。

 

 

2.ねむカゴ型

・基本技構成

DDラリアット、ヘビーボンバーorアイアンヘッド、のろい、ねむる

・選択技

のしかかりor捨て身タックル(一致技、威力重視、状態異常狙い(のしかかり))

地震(ダイアースでD上昇、鋼岩炎電気意識)

ばかぢから(ダイナックルでA上昇、バンギラスサザンドラ意識)
ほのおのパンチorヒートスタンプ(ナットレイ意識)
かみなりパンチ(ギャラドス意識)
種爆弾(水地面、ドサイドン意識)

・特性

あついしぼう

・性格

しんちょう

努力値

H220 B212 D76

 

 ドラパルトは特殊型物理型鬼火型とあるため対策が難しいがカビゴンは物理にも特殊にも硬く出来て更にねむるで鬼火の対策も出来るのでドラパルトに非常に強い。

 基本技構成はDDラリアットとヘビーボンバーを採用している。DDラリアットは相手の能力変化を無視して攻撃できるのでカビゴン同士の積み合い等に強くなれる。ヘビーボンバーは主にB上昇やミミッキュトゲキッスへの打点を期待して採用している。相手のダイマックス時には攻撃が入らないのでアイアンヘッドにするのもあり。

 努力値振りはひかえめ珠ドラパルトのダイドラグーンを二耐え出来るように特防に振りあまり物理耐久に振った。性格わんぱくにしてH252B196D60と振るといじっぱりドラパルトのこだわり鉢巻ドラゴンアローを対面からのろいを積むことで二耐え出来るのでその調整でもよい。

 一度積んでしまえばダイマックスからそのまま全抜き出来ることが多いので非常に使いやすい。

 

とつげきチョッキ型やくいしんぼう型も強力だが他の方が紹介しているので割愛。

とつげきチョッキ型の参考→ABチョッキカビゴン|くろこ|note

 

おしん - YouTube

普段はyoutubeで育成論や構築解説等上げておりますので興味ある方はそちらもよろしくお願いします。

【ポケモン剣盾】ブルンゲルのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

ブルンゲルの強み

①ちからをすいとるを覚える唯一の水ポケモン

 水ポケモンはそもそも耐久ポケモンとして採用されやすいタイプであるがその水ポケモンの中でちからをすいとるを覚えるというのは唯一無二の強み。ちからをすいとるは相手の攻撃ランクを一段階減少させなおかつこうげき数値と同じだけを回復するというチート技。このスペックの技を水ポケモンが使えるというのはそれだけで反則級。

 

②ちょすい、のろわれボディの両方の特性が強力

 エラがみの超火力で非常に受けにくいウオノラゴンや水タイプのダイマックスポケモンの水技を止めることができるちょすい、ちからをすいとると合わせて試行回数を増やせるのろわれボディ、どちらの特性も非常に強力。耐久型の場合はのろわれボディで使うのが一般的だったが今作の場合はちょすいもあり。

 

③攻撃技、補助技共に豊富

 攻撃技はメインの水、ゴースト以外にも氷、草、毒、悪、エスパー、フェアリータイプの技を覚え範囲はかなり広い。また補助技もちからをすいとるだけでなくおにび、ちょうはつ、とける、トリック、トリックルーム等優秀なものを数多く覚えるので型も幅広く考えられる。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

1.耐久型

・基本技構成

ねっとう、ちからをすいとる、ちょうはつ、とける

・選択技

おにび(やけど撒き)

たたりめ(おにびとセット)

マジカルシャイン(サザンドラ意識)

・持ち物

オボン、たべのこし、ラム等

・特性

のろわれボディorちょすい

・性格

おくびょう

努力値

H108 B212 S188

 

 よく使われる耐久型。バンギラスの上からとけるを積みたいので準速バンギ抜きまでSを振った。またここまで振ることで大半の耐久ポケモンに上からちょうはつを打つことができる。耐久はようきギャラのダイソウゲンを最高乱数(6.3%)以外耐え。

 鬼火を入れて確実にやけど状態を撒けるようにしてもよい。その場合は威力重視でたたりめを攻撃技に採用するのもあり。マジカルシャインサザンドラがきつい場合は候補に入る。ダイフェアリーで無振りサザンドラは確定一発。ちょうはつとちからをすいとるはほぼ確定なので入れ替える場合は他の技と選択。

 ギャラドスはちょうはつを持っている場合が多いのであまり役割対象としては期待できないがちょうはつを持っていない場合はちからをすいとるを連打して対処可能。りゅうのまいを積んできた場合はとけるを積めば勝つことができる。

 ドリュウズヒヒダルマあたりの受けにくいポケモンの相手をできるのとちょうはつのおかげで耐久ポケモン同士の対面に強い点がが強み。

 

 

2.アタッカー型

・基本技構成

しおふき、シャドーボールマジカルシャイン、トリック

・選択技

ギガドレイン(水ポケモン意識)

ヘドロウェーブ(ダイアシッドでC上昇、草フェアリー意識)

・持ち物

こだわりスカーフ、こだわり眼鏡、達人の帯等

・特性

ちょすい

・性格

ひかえめorおくびょう

努力値

B4 C252 S252

 

 意表を付くアタッカー型。前作まではしおふきでロックされると起点になりやすかったがダイマックスのおかげでかなり使いやすくなった。ダイマックス時しおふきが威力150技になるのも非常に強い。

 基本はスカーフ型がおすすめ。性格ひかえめにすることで無振りサザンドラマジカルシャインで確定一発になる。おくびょうにした場合はアイアントやゲンガーあたりも抜けるようになるが火力不足に陥りがち。ひかえめだと100族までしか抜けないが現環境はそこまで抜ければ十分。

 トリックを持たせることで耐久型ポケモンにも対処できるのでかなり広い範囲を相手をできる。

 基本的に耐久型ばかりが相手から想定されるので相手の立ち回りやプレイングを崩しやすく初手から試合を決めれることが多かった。筆者はシーズン1最終93位に入ることができたがこのポケモンがかなりの立役者である。詳しくは構築記事参照→【剣盾 S1 最終93位】 フライゴン入りナットゲル構築 - おしんのポケモンメモ置き場

 

おしん - YouTube

普段はyoutubeで育成論や構築解説等上げておりますので興味ある方はそちらもよろしくお願いします。

【ポケモン剣盾】コオリッポのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

コオリッポの強み

①特性が非常に強力

 物理限定だがダメージを一回無効化できる。ミミッキュの化けの皮と違って霰状態になると復活するのでダイマックスで殴りながらアイスフェイスを復活させることができるなどの面白い動きも可能。物理限定とはいえ一回の行動保障はこのゲームにおいて非常に強力。

②ナイスフェイス状態の素早さ種族値が高い

 アイスフェイスがある状態とない状態とで種族値が変わるがナイスフェイス状態の場合130という非常に高い素早さ種族値を持つ。はらだいこと合わせて全抜きを狙いやすい。ちなみにアイスフェイス状態の場合は防御面の種族値が高いので特殊技でも弱点さえ突かれなければ大体の攻撃は耐える。

③攻撃範囲が広く補助技も優秀なものを覚える

 氷技以外にも岩技、水技、エスパー技、格闘技、鋼技等を覚えるため技範囲には困らない。また補助技もオーロラベールやはらだいこ等優秀なものを覚えるのでパーティに合わせて様々な型で運用することができる。

 

以下おすすめの型を紹介。

 

1.みがまもあられ型

・基本技構成

あられ、みがわり、まもる、フリーズドライ

・選択技

オーロラベール(後続サポート)

みずびたし(氷タイプ対策)

こごえるかぜ(S操作、後続サポート)

・持ち物

たべのこし

・性格

ひかえめ

努力値

H84 C204 S220

 

 あられみがまもで物理ポケモンをハメていく型。仮想敵に強く出れるので特殊型にしてフリーズドライを採用している。あられでアイスフェイスが復活するのを利用してあられ→みがわり→まもるとループすることで対抗策のない物理ポケモンは霰ダメージで削りきることができる。

 ナイスフェイス状態で抜けるポケモンには後出しから狩ることができる。特にアイアントはカモにできる。

 調整はHP16n+1調整、Sはナイスフェイス状態でアイアント抜き、あまりをC。無振りギャラドスは乱数一発(81.2%)、サザンドラは確定二発。

 ギャラドスの処理に関しては後出しからはダイジェットで抜かれるので難しいので基本的に死に出しからあられとみがわりでダイマックスを消費させてからフリーズドライで処理する。一応後出しからダイマックスを切ってダイウォール、ダイアイス、ダイウォールとするとダイマックスターンを消費させたあとフリーズドライで処理することも可能。

 フリーズドライドヒドイデトリトドンに刺さるので受けよりの構築にも選出して行ける。ドヒドイデのねっとうをみがわりが耐えるので起点にできるが後出しで毒ややけどを受けないように気を付ける。

 

 

2.アタッカー型

・基本技構成

はらだいこ、つららばりorつららおとし、攻撃技、攻撃技

・選択技

もろはのずつき(威力重視、天候変化、ギャラドス意識)

しねんのずつき(ドヒドイデ意識)

アクアブレイク(天候変化、ドリュウズドサイドン意識)

きしかいせい(ダイナックルA上昇、バンギラス意識)

アイアンヘッド(ダイスチルB上昇、ミミッキュ意識)

みがわり(安定行動、HP1/4実発動用)

・持ち物

オボン、ラム、命の珠、カムラ、半減実等

・性格

いじっぱりorようき

努力値

A252 D4 S252

 

 一般的によく使われている型。最初からはらだいこを使って全抜きをするというより行動回数を確保できる殴れるコマという扱いをすると使いやすい。

 努力値は同族等を意識してASぶっぱ、火力重視ならいじっぱり、エースバーンや準速ドラパルトあたりを確実に抜きたいならようき。いじっぱりAぶっぱならはらだいこ思念の頭突きでHBドヒドイデ確定一発。

 オボンの実を持たせる場合は耐久調整すると使いやすいかもしれない。

 以下はらだいこでオボン発動後のダイマックス時(アイスフェイス)の計算

D44振り:臆病眼鏡サザンドラの大文字確定耐え

D180振り:ひかえめロトムのオーバーヒート確定耐え

 Aを削る場合ははらだいこダイアイスでHBアーマーガア確定一発の実数値121(いじっぱりの場合76振り、ようきの場合は164)は確保したい。

 Sを削る場合はナイスフェイス時アイアント抜きの92振り(220振り)、100族抜きの20振り(140振り)ここら辺のラインは確保したい【()内はいじっぱりの場合】。ようきでもいじっぱりでも中途半端に削るくらいなら同族や一舞準速ギャラ等を意識して252振りにした方がよい。

 つららおとしとつららばりは怯みや命中率や威力の安定などに違いあり。どちらかというとつららばりのほうが使いやすい。

 ダイマックス時にダイアイス→ダイロック(ダイストリーム)→ダイアイスと天候変化を繰り返すことでアイスフェイスを二回復活させることができるので頭に入れておくと立ち回りの幅が広がる。

 

おしん - YouTube

普段はyoutubeで育成論や構築解説等上げておりますので興味ある方はそちらもよろしくお願いします。

【ポケモン剣盾】ミミッキュのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

ミミッキュの強み

 ①化けの皮による行動保障

 このゲームにおいて一回行動保障があるというのがめちゃくちゃ強い。剣の舞を確実に積めるのでアタッカーとしても非常に優秀。補助役としても状態異常撒きやトリックルームなどを攻撃を一回耐えて確実に行えるため非常に使いやすい。

 

②ゴースト、フェアリーという複合タイプが攻撃範囲耐性共に優秀

 無効タイプがノーマル、格闘、ドラゴンと3個更に虫タイプが1/4と破格の耐性を持つ。さらに攻撃範囲が優秀でゴースト技フェアリー技だけで剣盾全てのポケモンに等倍以上の技範囲を持てる。ちなみに全ポケモンでもゴースト、フェアリー両方半減以下なのはカエンジシのみである。

 

③補助技が豊富

 トリックルーム、電磁波、鬼火、挑発、のろい、みちづれ、光の壁等有用な補助技を多く覚えるので化けの皮の行動保障と合わせて単純な補助役としても優秀。どんなパーティに入れても活躍できるスペックを持つ。

 

以下おすすめの型を紹介していきます。

 

1.アタッカー型

・基本技構成

ゴーストダイブorシャドークロー、かげうち、じゃれつく、剣の舞

・選択技

ちょうはつ(起点回避、補助技対策)

ウッドハンマー(水地面意識)

ドレインパンチ(非ダイマックス時意識、ゴースト技と相性補完〇)

電磁波(ダイジェット対策)

鬼火(起点作成、ドリュウズ等の交換読み等)

トリックルーム(ダイジェット対策)

・持ち物

命の珠、ラムのみ、のろいのおふだ等

・性格

ようきorいじっぱり

努力値

H4 A252 S252

 

基本はようきだがいじっぱりにすると崩し性能が上がる。

いじっぱり珠ダイホロウ(ゴーストダイブ)でドリュウズ確定一発なのでダイマックスを切ればタイマンで勝てる。ただし最速ドリュウズは抜けないので襷だった場合は勝てない。

基本構成が鉄板だが補助技ピン刺しもあり。特にトリックルームはダイジェットの返しに有効。

ゴーストダイブとシャドークローは選択。

ゴーストダイブならダイマックス時の威力が上がり相手のダイマックスターンを枯らせるのにも使える。

シャドークローなら急所を狙いやすくなるのでアーマーガアなどと積み合いになった場合にワンチャンが狙える。あと単純にすぐに殴れるのでゴーストダイブより使いやすい。

 

 

2.受けポケモン潰し型

・基本技構成

じゃれつく、のろい、みがわり、いたみわけ

・選択技

ゴースト技(鋼タイプ等意識)

まとわりつく(過去作限定、こちら参照→単体考察 メンヘラミミッキュ - サックーのブロマガ)

・持ち物

たべのこし、オボン、混乱実、メンタルハーブ等

・性格

ようき、いじっぱり、わんぱく、しんちょう等

努力値

AS HA HB HD等

 

前作で結構使われていた型。受けに来たポケモンをみがわり、のろい、いたみわけで削って裏の物理エースを通す。

前作はいじっぱりASでZ技で火力を補強しながら使うのが一般的だったが今作はZ技がないので持ち物も努力値振りも割と自由。

まとわりつく採用の型だと確実に一体持っていけるが汎用性は下がる。

わんぱくHB特化だとオノノクスのダイスチル、ドリュウズアイアンヘッドミミッキュの珠シャドークロー等を耐える。

しんちょうHD特化だとみがわりがトリトドンのだいちのちからを耐える。

 

 

3.補助型

・選択技

トリックルーム(ほぼ確定、起動役として最優秀)

のろい(自主退場、削り用)

おにび、でんじは(起点作成)

ちょうはつ(敵のちょうはつ対策、起点防止)

みちづれ(1:1交換、ダイマックス時は無効)

ひかりのかべ(後続の負担軽減、積みサポート)

・持ち物

メンタルハーブ、半減実、オボン等

・性格

ようき、いじっぱり、わんぱく、しんちょう等

努力値

AS、HA、HB、HD等

 

基本はトリックルームの始動役。攻撃技1or2(じゃれつく、ゴーストダイブ、シャドークロー、かげうち)、補助技3or2で使用するのが一般的。

構成例:じゃれつく、トリックルーム、おにび、のろい。

一発は耐えるのを活かして後続が暴れられるように場を整える。

前作は後期になるにつれサポート型が増えてきたので今作もだんだんとこちらの型が増えると思われる。

他のサポート型のポケモンと比べると相手はアタッカー型を選出段階から警戒しないといけないので補助技が通りやすく相手の選出やプレイングもゆがませられるのが非常に強い。

 

おしん - YouTube
普段はyoutubeで育成論や構築解説等上げておりますので興味ある方はそちらもよろしくお願いします。