ウインディの強み
①全体的に種族値の水準が高い
合計種族値が555と非常に高いものを持っている。これはトゲキッス並の水準で600族を除けばトップクラスの数値である。威嚇込みで考えれば実質の防御種族値は更に高く非常にポテンシャルのあるポケモンである。
②攻撃範囲が広い
物理技の攻撃範囲が特に広く大半のポケモンに弱点を突くことができる。特殊型の攻撃範囲も合わせれば受けることができるポケモンはほとんどいない。
③型が読みにくく対処しづらい
攻撃種族値110、特攻種族値100と両方が高く物理型と特殊型両方の可能性が考えられる。またアタッカーだけでなく鬼火やあさのひざしを採用した耐久型の可能性もあるので非常に対処しづらい。
以下おすすめの型を紹介していく。
1.物理型
・基本技構成
フレアドライブ、ワイルドボルト、じゃれつく、神速
・選択技
インファイト(バンギ、ドサイ意識、ダイナックルでA上昇)
おにび(物理全般意識)
サイコファング(壁対策)
・持ち物
もくたん、命の珠、とつげきチョッキ、オボン等
・特性
いかくorもらいび
・性格
いじっぱりorようき
・努力値
H252 A252 S4 or H4 A252 S252
一番採用率が高くオーソドックスに強い型。高い攻撃種族値と広い攻撃範囲を持っていてタイマン性能が高い。先制技の神速が使いやすくまた鬼火が効かないのも魅力。
持ち物は火力を上げるアイテムかもしくは耐久を上げるアイテムかウインディに何を求めるかによって決めるとよい。
シーズン1では耐久調整をしたチョッキ型が流行っていた。ただ仮想敵を絞って耐久調整をしたところで、威嚇の有無や反動ダメージなどですぐ崩れてしまうためあまり有用性が高くないように思う。BやDに振っても反動ダメージは減らないのでH252振りするのが結果的に耐久が高くなり一番使いやすくなるだろう。
特性はいかくが基本であるがアーマーガアのミラーアーマーやまけんき等が気になる場合はもらいびにしてもよい。特にアーマーガアは炎タイプのウインディで見たいポケモンなのでもらいびにする価値も高い。
2.特殊型
・基本技構成
もえつきる、ソーラービーム、りゅうのはどう、神速
・選択技
インファイト(バンギラス意識)
鬼火(物理全般意識)
・持ち物
達人の帯、命の珠、とつげきチョッキ、オボン等
・特性
いかくorもらいび
・性格
ひかえめorおくびょう
・努力値
HCorCSベースで調整
(調整例)性格:憶病 努力値:H28 B92 C180 D4 S204
威嚇込みいじっぱりヒヒダルマの地震耐え、S最速ドリュウズ抜き余りC
特攻種族値が高いので特殊型も強い。草技が使えるのでトリトドン等の水地面タイプに4倍弱点を付けるのが大きな強み。またアーマーガアのミラーアーマーで威嚇を跳ね返されても影響がなく鉄壁などの積み技も無視でき、ギルガルドのキングシールドで火力を下げられることもないので鋼対策に関しては特殊型に圧倒的に分がある。
持ち物に関しては物理型同様ウインディに突破力を求めるか場持ちを求めるかで持ち物を決めるとよい。
反動ダメージが存在しないので仮想敵を決めた調整も特殊型のがしやすい。調整例は帯向けの調整である。
メインの炎技はもえつきるを採用している。威力が高く炎タイプを消すことができるのでドリュウズ対面などで非常に使いやすいかと思う。ただ一度使うと連発は出来ない(ダイバーンとしては使用可能)のでそれが気になる方は火炎放射、大文字、オーバーヒート等でもよい。草技が打てるのが物理型との大きな差別化点なのでソーラービームもほぼ確定技。神速は特殊型でも非常に使いやすいので採用価値が高い。竜の波動もドラゴンタイプへの打点としてほしいので技構成は基本技構成が一番使いやすいだろう。
3.耐久型
・基本技構成
ほのおのうず、バークアウト、鬼火、あさのひざし
・持ち物
たべのこし、オボン等
・特性
いかく
・性格
ずぶとい
・努力値
H252 B252 D4
バークアウトで特攻を下げることができるので半端な火力の特殊ポケモンなら相手をすることができる。物理型特殊型両方のドラパルトに対処しやすい。威嚇で特性を判別できるのでクリアボディなら鬼火、そうでなければバークアウトを打つとよいだろう(すりぬけ採用の物理型も一定数居るので注意)。
炎技はほのおのうずを採用している。定数ダメとバインドで耐久ポケモンの相手がしやすくなり、またオーロンゲ等の壁貼りポケモンを縛ることで壁ターンを消費させることもできる。アーマーガアやドリュウズに対しての遂行速度が落ちるのでそれが気になる方は火炎放射でもよい。
様々な型のドラパルトに強いという点で現環境では一番使いやすい型かと思う。
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