【ポケモン剣盾】ペリッパーのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

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ペリッパーの強み

①強力な天候変化特性持ち

 天候変化の特性あめふらしを持っている。これによってすいすいエースと組ませて強力な攻めを展開することができる。今作はすいすいエースがダイマックスをすることで自分で天候変化を起動できるがダイマックスを切らずにすいすいエースを選出できる点、相手の天候エースを雨に書き換えて止めれるという点でまだまだ強力な特性である。

②優秀な複合タイプ持ち

 水飛行という耐性面で非常に優秀な複合タイプを持つ。岩、電気の弱点二つで電気タイプは四倍弱点であるが耐性は無効合わせて6個もある。またアタッカーとしてみても一致ダイジェットを打つことができ特性あめふらしと合わせて通りのいい高火力の水技を打つことができる。

③耐久型も可能

 はねやすめを覚えることができ先述の通り水飛行というタイプは耐性面で非常に優秀な組み合わせであるため耐久型で使っても強いというのも非常に魅力的な部分である。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

1.アタッカー型

・基本技構成

ねっとうorハイドロポンプorなみのり、ぼうふう、とんぼがえり、はたきおとす

・選択技

おいかぜ(後続サポート)

れいとうビーム(ドラゴン意識)

こらえる(ダイマックス枯らし)

・持ち物

きあいのタスキ、こだわり眼鏡、こだわりスカーフ

・特性

あめふらし

・性格

ひかえめorおくびょう

努力値

H4 C252 S252 or H252 C252 S4

 

 あめふらしと合わせて一致水技や必中ぼうふうでガンガン攻めていく。

 水技だがねっとうが基本だが威力重視でハイドロポンプもありである。攻撃技の選択しは少ないのでねっとうとハイドロポンプの両採用もあり。飛行技はぼうふう一択。とんぼがえりは交代読みで打つことで有利対面を作ったり後攻とんぼですいすいエースを無傷で着地させたりできるので非常に採用価値が高い。はたきおとすはカビゴン等の耐久ポケモンの木の実やたべのこし等をはたきおとすことで突破しやすくなるのでこれも採用価値は非常に高い。

 雨パで採用する場合持ち物は行動回数を確実に確保できるタスキが無難。高負荷をかけれる眼鏡や上からたたける範囲を増やせるスカーフもあり。スカーフにした場合は後攻とんぼがしにくくなる点は注意。

 性格はおくびょうにすることでダイジェット一回でインテレオンやエースバーンを抜くことができる。ひかえめだとアイアントすら抜けないのでダイマックスをする場合はその点頭に入れておく必要がある。

 

2.耐久型

・基本技構成

ねっとう、ぼうふう、とんぼがえり、はねやすめ

・選択技

おいかぜ(後続サポート)

はたきおとす(耐久ポケモン対策)

・持ち物

ゴツゴツメット、しめったいわ、オボン、たべのこし等

・特性

あめふらし

・性格

ずぶといorのんき

努力値

H252 B252 C4

 

 物理耐久の高さと耐性を活かして物理ポケモンの相手をしていく。水飛行というタイプが耐久に向いてるため繰り出し性能が高くクッション役としても使いやすい。耐久型にしては特性あめふらしにより相手に負荷を掛けやすい点も非常に魅力。ナットレイの相手もある程度できる。

 調整はHB特化でよい。性格のんきにしてS個体値を7以下まで下げておくと無振りカバルドンの後手を取れるため対面で天候を取れたり後攻とんぼであくびループを切れたりするのでそこまでSを下げておくのもよい。その場合S個体値7か6にしておくと無振りローブシン抜きと両立もできる。

 

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【ポケモン剣盾】ランクルスのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

ランクルスの強み

①特性マジックガードが非常に優秀

 定数ダメージを無効化する特性マジックガードが非常に優秀。毒、やけど、砂、霰、やどりぎ、ステルスロック等のダメージを無効化出来るのでそれらを得意とするポケモンの対策になる。また命の珠のダメージも無効化出来るので命の珠アタッカーとしての運用もしやすいというメリットもある。

②トリルアタッカーとしての性能が高い

 トリックルームを覚えるので始動役として使える。特攻種族値125で十分な攻撃範囲を持っており素早さ種族値30とトリルアタッカーとしての適性も非常に高い。先述のマジックガードで珠ダメも無効化出来るので優秀なトリルエースとして活躍が期待できる。

③耐久性能も高い

 HP種族値110防御種族値75特防種族値85と全体的に高水準の耐久を持つ。HP種族値が高いのでHP=防御+特防に近づけやすく硬くなるように振りやすい。また自己再生とける瞑想といった耐久向きの技も数多く覚えるので耐久ポケモンとしての性能も高い。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

 

1.トリックルーム

・基本技構成

サイコキネシスきあいだま、かみなり、トリックルーム

・選択技

エナジーボール(水地面、ドサイドン意識)

シャドーボール(ゴースト意識)

ラスターカノン(フェアリー意識)

・持ち物

命の珠、達人の帯、メンタルハーブ、ラム等

・特性

マジックガードorぼうじん

・性格

れいせい

努力値

H188 B68 C252

 

 トリルアタッカーとしての性能の高さを活かす型。ブリムオンと比べて耐久の高さやマジックガードにより命の珠を持たせやすい点が大きな利点。

 特性は眠り粉やキノコの胞子の対策になるぼうじんもあり。サイクル重視で再生力にしてチョッキやこだわり眼鏡を持たせる場合もある(その場合トリックルームは採用しない)。

 攻撃技はメインウエポンのサイコキネシスエスパー技と相性補完のいいきあいだま、挑発を打ちに来るギャラドスやアーマーガアに刺さるかみなり、これが基本になるかと思う。

 努力値配分はCぶっぱでH=B+Dになるように配分した。

 

2.火炎玉型

・基本技構成

サイコショックorサイコキネシスorアシストパワー、トリック、瞑想、自己再生

・選択技

とける(対物理性能意識)

きあい玉(悪鋼意識)

・特性

マジックガード

・性格

ずぶとい

努力値

H252 B252 D4

 

 火炎玉を持たせることで物理ポケモンはやけど状態にして機能停止にさせる。半端な火力のポケモンには瞑想を積んでいく。マジックガードの定数ダメージ無効と合わせて非常に居座り性能が高い。火炎玉でやけどになることで状態異常耐性も高い。受けループのパーティに非常に強いので対策として採用価値が高い。

 努力値はHB特化にしている。ここまで振ることでのろいのおふだミミッキュのダイホロウを確定耐え出来るので居座って火炎玉トリックをする択も選択肢に入れることができる(珠ダイホロウは乱数一発ので注意)。

 攻撃技はサイコショックを採用している。防御計算でダメージを与えるので瞑想の積み合いになった場合に非常に強く出れる。受けループでよく採用されるマホイップに強くなれるのでおすすめ。威力重視ならサイコキネシスやアシストパワーを採用するといいだろう。

 

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【ポケモン剣盾】カビゴン対策用あまえるソーナンス ―育成論―

 剣盾から大きく使用率を落としたソーナンスダイマックスの仕様によりアンコールとみちづれが無効化されてしまうのでほぼ使い物にならないポケモンとなってしまったかと思われた。しかし現環境においてカビゴン対策としてかなり有用なポケモンであることに気づいたので記事としてまとめる。

 

1.調整

・技構成

カウンター、ミラーコート、アンコール、あまえる

・持ち物

たべのこし(推奨)orオボン

・性格

ずぶとい

努力値

H228 B252 S28

 

2.単体考察

 ソーナンスというポケモンは主にガブリアスメガボーマンダ等の物理エースのストッパーとして使われることが多かった。しかし今作ではダイマックスの仕様によりアンコールとみちづれが使いにくくなってしまったのでその役割を果たしにくくなっている。そのため使用率は大きく落ちてしまった。

 ただソーナンスのもう一つの役割、耐久ポケモンや鈍足のポケモンの対策ができるという点に注目したい。補助技や低火力の攻撃技を縛り反射技で処理or積みの起点にすることで対策をすることができる(ゲンガナンスのソーナンスは主にこの役割)。そこで今作大きく数を増やしたカビゴン対策としての価値を大きく見出すことができる。

 技に関してはみちづれではなくあまえるを採用している。カビゴンにあまえるを打って攻撃力を下げることで無力化して積みの起点にすることができる。その際長期戦になりがちなので持ち物はオボンよりたべのこし推奨である。

 努力値は4振りドヒドイデ抜きまでSに振って残りは物理耐久に振っている。ドヒドイデに後出しして先制アンコールでねっとうやトーチカ等を縛ることができる。

 

 3.対カビゴンの立ち回りについて

 カビゴンはいくつか型が存在する。大体の型のカビゴンに先制を取ることができるのでアンコールで縛ったりあまえるで攻撃力を下げることによってカモることができる。以下カビゴンの主要な型についての立ち回りについてまとめる。 

・対のろいカビゴン

 のろいカビゴンに後出しした場合はまずあまえるから入る。アンコールから入ってしまうとダイマックスを切られてそのまま押し切られる可能性があるので注意。攻撃力を下げたらあとはアンコールで補助技を縛って後続の起点にするか攻撃技を打ってきた場合はアンコールで縛った後カウンターで処理するかで簡単に対処することができる。

・対あくびカビゴン

 あくびカビゴンに後出しした場合はとりあえずあまえるから入るのが無難。最初にアンコールであくびで縛ってしまうのもよいがカビゴンがAに厚く振っていた場合はダイマックスを切られて押し切られる可能性があるので注意。おそらくあくびと積み技を両採用しているパターンはほぼないと思われるので攻撃力さえ下げてしまえばほぼ無力化出来るだろう。攻撃力を下げた後はアンコールであくびのPPを枯らしてTODに持ち込むか積みの起点にするかで対処するとよい。

・対フルアタカビゴン

 ラム持ちやチョッキ持ちなどフルアタの型はおそらく攻撃技から入ってくるのであまえるで無力化するかアンコールで縛ってカウンターで処理するかで楽に処理できるだろう。

・対はらだいこカビゴン

 はらだいこカビゴンソーナンスにとっては一番厄介である。はらだいこ型は素早さに振った型が多いため、あまえるすらとおせずワンパンされてしまう場合が多い。ただはらだいこ型は単体ではなく壁貼りやカバルドン等の起点作りポケモンとセットで採用されていることが多いのでそこからあらかじめ見分けていきたい。

 

4.まとめ

 現環境のカビゴン対策としてはおそらく最高峰に近いものがあると思われる。Sに少し振ることでドヒドイデ等も抜くことができるので遅い耐久ポケモンもアンコールで縛ることで対策をすることができる。物理耐久面もギャラドスA1段階上昇雨ダイストリームを耐えるほどの耐久力があるのでダイマックスのストッパーとしても活躍できるだろう。

 

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【ポケモン剣盾】ウインディのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

ウインディの強み

①全体的に種族値の水準が高い

 合計種族値が555と非常に高いものを持っている。これはトゲキッス並の水準で600族を除けばトップクラスの数値である。威嚇込みで考えれば実質の防御種族値は更に高く非常にポテンシャルのあるポケモンである。

②攻撃範囲が広い

 物理技の攻撃範囲が特に広く大半のポケモンに弱点を突くことができる。特殊型の攻撃範囲も合わせれば受けることができるポケモンはほとんどいない。

③型が読みにくく対処しづらい

 攻撃種族値110、特攻種族値100と両方が高く物理型と特殊型両方の可能性が考えられる。またアタッカーだけでなく鬼火やあさのひざしを採用した耐久型の可能性もあるので非常に対処しづらい。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

 

1.物理型

・基本技構成
フレアドライブワイルドボルト、じゃれつく、神速

・選択技

インファイト(バンギ、ドサイ意識、ダイナックルでA上昇)

おにび(物理全般意識)

サイコファング(壁対策)
・持ち物
もくたん、命の珠、とつげきチョッキ、オボン等
・特性
いかくorもらいび
・性格
いじっぱりorようき
努力値
H252 A252 S4 or H4 A252 S252

 

 一番採用率が高くオーソドックスに強い型。高い攻撃種族値と広い攻撃範囲を持っていてタイマン性能が高い。先制技の神速が使いやすくまた鬼火が効かないのも魅力。

 持ち物は火力を上げるアイテムかもしくは耐久を上げるアイテムかウインディに何を求めるかによって決めるとよい。

 シーズン1では耐久調整をしたチョッキ型が流行っていた。ただ仮想敵を絞って耐久調整をしたところで、威嚇の有無や反動ダメージなどですぐ崩れてしまうためあまり有用性が高くないように思う。BやDに振っても反動ダメージは減らないのでH252振りするのが結果的に耐久が高くなり一番使いやすくなるだろう。

 特性はいかくが基本であるがアーマーガアのミラーアーマーやまけんき等が気になる場合はもらいびにしてもよい。特にアーマーガアは炎タイプのウインディで見たいポケモンなのでもらいびにする価値も高い。

 

2.特殊型

・基本技構成
もえつきる、ソーラービームりゅうのはどう、神速
・選択技
インファイト(バンギラス意識)

鬼火(物理全般意識)
・持ち物
達人の帯、命の珠、とつげきチョッキ、オボン等
・特性
いかくorもらいび
・性格

ひかえめorおくびょう
努力値

HCorCSベースで調整

(調整例)性格:憶病 努力値:H28 B92 C180 D4 S204

威嚇込みいじっぱりヒヒダルマ地震耐え、S最速ドリュウズ抜き余りC

 

 特攻種族値が高いので特殊型も強い。草技が使えるのでトリトドン等の水地面タイプに4倍弱点を付けるのが大きな強み。またアーマーガアのミラーアーマーで威嚇を跳ね返されても影響がなく鉄壁などの積み技も無視でき、ギルガルドのキングシールドで火力を下げられることもないので鋼対策に関しては特殊型に圧倒的に分がある。

 持ち物に関しては物理型同様ウインディに突破力を求めるか場持ちを求めるかで持ち物を決めるとよい。

 反動ダメージが存在しないので仮想敵を決めた調整も特殊型のがしやすい。調整例は帯向けの調整である。

 メインの炎技はもえつきるを採用している。威力が高く炎タイプを消すことができるのでドリュウズ対面などで非常に使いやすいかと思う。ただ一度使うと連発は出来ない(ダイバーンとしては使用可能)のでそれが気になる方は火炎放射、大文字、オーバーヒート等でもよい。草技が打てるのが物理型との大きな差別化点なのでソーラービームもほぼ確定技。神速は特殊型でも非常に使いやすいので採用価値が高い。竜の波動もドラゴンタイプへの打点としてほしいので技構成は基本技構成が一番使いやすいだろう。

 

3.耐久型

・基本技構成
ほのおのうず、バークアウト、鬼火、あさのひざし
・持ち物
たべのこし、オボン等
・特性
いかく
・性格
ずぶとい
努力値

H252 B252 D4

 

 鬼火とあさのひざしで主に物理ポケモンの相手をする型。

 バークアウトで特攻を下げることができるので半端な火力の特殊ポケモンなら相手をすることができる。物理型特殊型両方のドラパルトに対処しやすい。威嚇で特性を判別できるのでクリアボディなら鬼火、そうでなければバークアウトを打つとよいだろう(すりぬけ採用の物理型も一定数居るので注意)。

 炎技はほのおのうずを採用している。定数ダメとバインドで耐久ポケモンの相手がしやすくなり、またオーロンゲ等の壁貼りポケモンを縛ることで壁ターンを消費させることもできる。アーマーガアやドリュウズに対しての遂行速度が落ちるのでそれが気になる方は火炎放射でもよい。

 様々な型のドラパルトに強いという点で現環境では一番使いやすい型かと思う。

 

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マイナーポケモンで勝てる構築は作れるのか?【マイナーポケモン4匹構築で最終順位93位が解説】

 ポケモン対戦で勝つためには使用率の高いポケモンを使わなければいけないと思っている方が多いのではないだろうか。しかし一概にそうはいえない。

 筆者は剣盾のシーズン1で100位以内に入ったプレイヤーが他に誰も使っていないポケモンを4体入れて最終順位93位に入ることができた。(構築記事→【剣盾 S1 最終93位】 フライゴン入りナットゲル構築 - おしんのポケモンメモ置き場)

 ではなぜ使用率の高いポケモンを使わずに上位に入ることができたのか?この記事ではそれを書いていきたい。

 

1.ポケモン対戦の三要素について

 ポケモン対戦というのは主に次の三つの要素からできている。

 まずパーティで使用する6匹の組み合わせ、型、努力値調整、持ち物等を考える段階(構築)。次に実際に対戦が始まり6匹の中から先発や控えの3匹を選ぶ段階(選出)。最後に対戦で技選択、交代等を決め勝てるように立ち回る段階(プレイング)

 皆さんはこの構築、選出、プレイングの三要素の中で勝つために何が一番重要だと思うだろうか?

まずプレイングに関して、プレイングの良し悪しというのは確かに存在する。相手はロボットではなく人間なので選びやすい行動を経験等で予測して勝ちやすい選択肢を選ぶ。あるいは安定行動で勝てる場面ではしっかり安定行動を選び、安定行動で勝てない場面では勝負する選択肢を選ぶ。こういうことで人よりプレイングで差をつけることはできるだろう。しかし基本的には突き詰めていけばこの要素はじゃんけんでしかない。

 選出も同じことである。仮に相手の5匹に対して有利なポケモンを先発にしても5/6の確率で勝てるポケモンが出てくるわけではない。相手も人間なのでそれは理解して選出してくるからである。

 一番大きな差がつくのはパーティ構築の段階である。パーティ構築で試合の勝敗というのは7,8割方決まる。それくらい重要な要素である。

 

2.マイナーポケモンだと勝てる構築は作れないのだろうか?

 ではどういう構築が勝てる構築なのだろうか?これについては色々意見があるだろうが一番重要なことは選出、プレイング段階での読み合い要素をなるべく無くすことができる構築を作ることだと考えている。

 読み合い要素がポケモン対戦の醍醐味だと考えている方も多いだろう。しかしこれは基本的に不確定なじゃんけん要素なので勝率を上げる上ではなるべく排除したい。そのために重要になってくるのが相手の意表を付くということである。相手の意表を付くことで選出やプレイングを全て崩すことができる。

 先述したシーズン1の93位の構築から具体例を話していきたいと思う。まずブルンゲルというポケモンをスカーフで使用している。ブルンゲルは一般的には耐久型で使われるポケモンであるので相手からしたらまさか高火力で殴ってくるとは思わないだろう。普通であれば有利対面と思われるサザンドラを初手から一撃で倒すことでかなりのイージーウィンを手にすることができた。相手からしてみれば選出段階でブルンゲルサザンドラで見れると考えていただろうし、プレイング段階でも基本的にタイマンで勝てる有利対面と思っていただろう。しかし実際はそれが間違いで構築段階から選出とプレイングが崩されていたのである。ちなみにこの構築には他にもこういう意表を付く要素を入れている(不利対面に見えるウォーグルロトムの対面でダイアタックで一発で落とす、コオリッポのはらだいこ読みで出てきたヌオーをフリーズドライで落とす等)。この具体例の中にマイナーポケモンならではの利点が隠されている。

 使用率の高いポケモンというのは基本的に何をしてくるか把握されている。また構築段階でも仮想敵として想定されやすいので対策もしっかりされているのである。

 一方マイナーポケモンはどうだろうか。まず構築段階で想定されることもあまりないだろう。また何をしてくるのかもあまり知られていないので先の例のように選出やプレイングを大きくゆがませることができる。この点でマイナーポケモンがガチ対戦で生きていく道があるのである。

 

3.具体的に勝てる構築を考えるにはどうすればよいか?

 とは言っても初心者の段階あるいはポケモン対戦の経験が浅いうちからこういう意表を付く要素を考えるのは難しいだろう。筆者はポケモンのガチ対戦歴が10年程あるので経験も知識もかなりある方である。

 ただ今の環境は上位に追い付くためにかなり恵まれた環境である。10年の経験値の差もやる気と少しの時間があればすぐに追いつくことができるだろう。具体的にどうするかというと他のプレイヤーの知識経験をそのまま吸収することである。

 今は皆が当たり前のように使っているスマホもいきなりポンと生み出されたわけではない。数々の科学知識等の積み上げがあって生まれたものである。ポケモンの構築も同じで自分も数々の他のプレイヤーの知識や経験等を吸収していったからこそ自分で構築を考えられるようになったのである。

 今は数々のサイトや動画などで簡単に他のプレイヤーの知識経験を吸収することができる。ただ逆に情報が溢れすぎて取捨選択が難しいという部分もある。そこで筆者おすすめのサイトを紹介したいと思う。ぽけっとふぁんくしょんというサイトだ。(ぽけっとふぁんくしょん!)

 このサイトは実際にランクバトルで上位を獲得したプレイヤー等の構築記事がまとめられているサイトである。検索機能も充実しており調べたいポケモンで検索することも簡単に出来る。このサイトを使って数々のプレイヤーの知識や考え方を吸収することが上達へのかなりの近道となることであろう。

 

4.まとめ

 ポケモン対戦についてよくどうせ上位で使われるポケモンはほんの一部だけじゃないかと言っている人を良く見かける。しかし実際は使用率の高いポケモンを使うことが必ずしも正解ではない。どんなポケモンでも活かせる道はあると筆者は考えている。

 また強くなるための正解も一つではない。使用率の高い汎用性の高いポケモンで固めてプレイングの差で勝つのを目指す人もいれば自分のようになるべくなるべく意表をつくことで構築で差をつけようとするプレイヤーもいる。ぜひ自分だけの理想のプレイヤー像い求めてほしいと思う。

 

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【ポケモン剣盾】努力値調整を考える際に必要な知識や考え方について徹底解説

 努力値振りを自分で考える際にどういうことを意識すればよいのか分からないという方が多いと思う。

 この記事では努力値調整を考える際に必要な知識や考え方についてまとめる。

 

1.HP調整の際に覚えておくべき必須の知識

 努力値調整をする際は定数ダメージや木の実、残飯の回復量を意識してHPの実数値を調整するとより効率のいい配分が出来る。

 以下特に覚えておくべきHP調整をまとめる。(n=整数)

2n調整・・・HPを偶数になるように調整する。こうすることではらだいこ後に木の実を確実に発動できる。

4n調整・・・HPを4の倍数になるように調整する。みがわりを三回打ってヤタピの実等を発動させるための調整。

4n+1調整・・・みがわりを4回貼れるようにするためまたはのろいのダメージを4回耐えるための調整。4n+2、4n+3でもよい。

8n-1調整・・・定数ダメージ(やどりぎ、ステルスロック、毒等)を減らすための調整。

8n+1調整・・・ポイズンヒール二回の回復量とみがわりで使う分のHPを同じにするための調整。8n+2、8n+3でもよい。

10n-1調整・・・命の珠のダメージを減らすための調整。

16n-1調整・・・定数ダメージ(天候ダメージ、やけど、どくどく等)を減らすための調整。

16n+1調整・・・残飯四回の回復量とみがわりで使う分のHPを同じにするための調整。16n+2、16n+3でもよい。

205調整・・・みがわりが地球投げやナイトヘッドのダメージを耐えるようにする調整。

 またHP調整ではないが以下の調整も覚えておくと役立つ。

B<D調整・・・特性ダウンロードのポケモン(主にポリゴン)の特攻を上げさせないために特防を防御より高くする調整。

 

2.覚えておくとお得な努力値振りの知識について

 以下の知識を知っておくとより効率のいい配分を考えることができる。

・性格の上昇補正部分は11nを意識して調整するとお得

 上昇補正部分を11n+10になるように振ると実数値は11n+11になる(例:性格いじっぱりのポケモンのA実数値108だった場合、ここから109になるように8振ると実数値は110になる)。これを意識しておくと途中で努力値を止めるよりは少ない努力値で実数値を1多く出来るので意識しておくとよい。

・総合耐久値はHP=B+Dとなるときが一番高くなる。

 物理耐久はHP×防御、特殊耐久はHP×特防で決まる。この物理耐久と特殊耐久の合計値をより高くなるようにしたい場合HP=防御+特防と実数値を調整すると総合耐久が一番高くなる(例HP200のポケモンを防御95特防105になるように振る)。また物理耐久のみをより高くしたい場合はHPと防御の数値を近づけるように振るとよい。特殊耐久も同じる。大体のポケモンはHPに振ると総合耐久、防御や特防に振ると物理耐久、特殊耐久がより高くなる。

・Hに努力値252振るよりもH244 B4 D4と振る方が硬くなる

 努力値を振る際最初の実数値1をあげるために振る努力値は4で済む。このためHに努力値252振るより、H244 B4 D4と振った方が合計実数値が高くなり基本的には総合耐久値が硬くなる。

・実数値が一番高くなる箇所に上昇補正をかけたほうが合計値は高くなる。

 例えばカビゴンを防御実数値110特防実数値150になるように調整したいとする。防御と特防両方補正をかけない場合、無振りの数値が防御85特防130なので防御実数値の差は25、特防実数値の差は20となり防御の方が振るべき努力値が多い。しかしここで防御に補正をかけるのは間違いである。防御に上昇補正をかけた場合必要な努力値はB116D156となり合わせて272。一方特防に上昇補正をかけた場合必要な努力値はB196D52となり合わせて248。必要な努力値が多い方ではなく実数値が高い方に上昇補正をかけるのが正解である。

 

3.耐久調整の考え方について

 上級者が単純に252振りせずに努力値を途中で止めて調整振りをしている場合がある。これはなんのために行っているかというとそのポケモンで相手をすることがおおいポケモン(いわゆる仮想敵)にタイマンで確実に勝つため、あるいは後出しから確実に狩れるようにするためである。

・例:H252オボンバンギをようきA252ドラパルトに後出ししたい場合

 普通のドラパルトであればドラゴンアローを二回打たれてもオボンを持たせることで二回攻撃を耐えることができるので返しのかみ砕くでドラパルトを落とすことができる。しかしドラパルトが鉢巻を持っていた場合、鉢巻ドラゴンアローの最大乱数134×2=268>バンギラスのオボン回復量込みのHP207+51=258となり受けることができない。そこで鉢巻ドラゴンアローを受けきるためにバンギラスにH252 B44と振る。こうすると鉢巻ドラゴンアローの最大乱数128×2=256<バンギラスのオボン回復量込みのHP207+51=258となりあとだしからドラパルトを確実に狩れる。

 このようにそのポケモンで相手をしたい仮想敵に確実に勝てるようにするために行うのが耐久調整である。

 

4.素早さ調整のやり方について

 素早さ調整は基本的には不毛である。今作では素早さラインの中心はミミッキュのラインになるかと思うがミミッキュを抜けないポケモンは素早さを削っている場合も多い。ただ全く振っていないと無振りのポケモンを意識して少し振ったポケモンに抜かれてしまうということになってしまう。そこで素早さ調整のやり方の例をいくつか示す。

①仮想敵の相手をするための最低限の火力耐久を確保して余りを素早さにまわす。

 先ほどバンギラスの耐久調整の話をしたが残りの数値をなるべくSに振りたい場合を考える。ただあまりを全てSに振ってしまうとH4振りドラパルトを確定で落とすことができないので確実に後出しからドラパルトが落とせない。バンギラスがいじっぱりの場合Aを12振ることでH4振りドラパルトを確定で落とせる。なのでこの方針で調整をするとH252 A12 B44 D4 S196となる。

②なるべく多くのポケモンを抜けるよう最速にする。

 ミミッキュのようなミラーが頻繁に発生するポケモンは基本的に最速がおすすめである。最速にすることでそれ以下のポケモンを確実に抜けることも大きい。また最速にすることで相手のポケモンのスカーフなどの判別もしやすくなる。

③テンプレをメタる調整をする。

 よく出回っているテンプレ調整はそのままコピーしている人が多いのでそれをメタって1だけ素早さを高くする調整なども有効である。例えば弱点保険ドラパルトのSは100族抜きの44振りがテンプレとして出回っている。これを意識して抜けるようにしておくと役立つ場面も多いだろう。

 耐久火力と兼ね合いで素早さは決めないといけない。筆者は耐久型のポケモン以外はなるべくSを多く振るという方針で調整をしているが環境やパーティ構築、個々人の好みでも変わってくるので素早さ調整には正解といえるものはあまりない。

 

以上努力値配分を考える際に必要な知識や考え方についてまとめた。

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【初心者講座】パーティ構築の際に押さえるべき4つのポイントを解説【ポケモン剣盾】

 この記事ではポケモンのパーティの構築を考える際に押さえておくべき4つのポイントを解説していく。この4つのポイントを守って構築を作ればある程度の勝率は保障されると思うのでぜひ頭に入れて組み方を考えてほしい。

 

押さえるべきポイントその1.技の一貫性を切る

 まずポケモン用語の技の一貫性について解説する。簡単にいうとその技がパーティ全員に等倍以上で入る状態、これを技の一貫性があるという。

 例えば地面タイプの技の場合半減無効化出来るタイプが飛行、草、虫の3タイプである。仮にパーティにこの3タイプが一体も入ってない場合、これは地面タイプの技が一貫しているという状態になっている。

 このような状態を作ってしまうと非常にまずい。相手からするとその技を交換読みを考えずに打っているだけでいいという状況を作ってしまうことになるからだ。

 そこで半減無効化できるタイプのポケモンを入れないといけないのだが必ずしもすべてのタイプの一貫性を切らないといけないわけではない。必ず一貫性を切らないといけないタイプとそのために入れるべきタイプを3つずつ上げるので押さえてほしい。

・一貫性を切るべきタイプその1.ドラゴンタイプ

 ドラゴンタイプは非常に半減無効化出来るタイプが少なく一貫性がある状態を作りやすい。

 またドラゴンタイプ自体に600族をはじめとした強力なポケモンが多く、技のげきりんが非常に凶悪である。

 げきりんは威力120命中100の非常に強力な物理技である。げきりん状態の間は他の技を選ぶことができず、解除された際は混乱するというデメリットは存在するものの技の一貫性を作られているとほぼノーリスクでこの技を打たれるという状態を作られてしまう。

 なので必ず一貫性を切れるように鋼タイプもしくはフェアリータイプのポケモンを入れること。特に鋼タイプはドラゴンタイプだけでなく多くのタイプの一貫性を切ることができるのでパーティを組む際はは必ず入れるようにするとよい。

・一貫性を切るべきタイプその2.電気タイプ

 電気タイプも無効化半減できるタイプが地面、電気、草、ドラゴンの4タイプと非常に少ない。加えて電気タイプを切りたい一番の理由としてボルトチェンジという技の存在がある。

 ボルトチェンジという技はダメージを与えつつ交換をすることができるので仮に電気タイプに勝てるポケモンを後出ししてもボルトチェンジでダメージを与えつつ引っ込まれて有利なポケモンを再び出されるという非常にまずい状態を作ってしまうことになる。

 なので電気タイプに関しては半減ではなくボルトチェンジを無効化出来るポケモンを必ず入れたい。地面タイプのポケモンもしくは蓄電避雷針の特性持ちのポケモンである。

・一貫性を切るべきタイプその3.地面タイプ

 地面タイプも半減無効化出来るタイプが少なく飛行、草、虫の3タイプのみである。加えて物理技の地震が非常に強力である。

 地震は命中100、威力100の技でありながら何のデメリットも存在しない技である。デメリットなしでこんなハイスペック技を打てるのは地面タイプ以外に存在しない。また地面タイプのポケモンガブリアスドリュウズといった高速高火力のポケモンが多いので何も考えずに地震を打っているだけで負けてしまうという状況を作るのは非常にまずい。

 半減無効化出来るタイプを必ず入れたいところだが草タイプと虫タイプは弱点が多い上に扱いづらいポケモンが多い。なので必ず飛行タイプのポケモンを一体は入れておくことをおすすめする。浮遊でもよいがかたやぶりドリュウズまで考えると飛行タイプのポケモンを一体は入れておきたい。

 

まとめ:鋼、地面、飛行タイプのポケモンを必ず入れる。

 

押さえるべきポイントその2.物理:特殊の割合

 パーティに入れるポケモンを物理や特殊に偏りすぎないようにするのも大事である。もし物理のみ特殊のみで固めてしまった場合、アーマーガア等の物理攻撃に強いポケモンに一方的にやられるあるいはハピナス等の特殊攻撃に強いポケモンに一方的にやられるといったことが起きてしまう。なので物理:特殊の割合は3:3偏っても4:2になるようにしたい。両刀で攻撃特攻両方の種族値が高いポケモンの場合はそれぞれに一体とカウントしてもらって構わない。

まとめ:物理:特殊の割合は3:3もしくは4:2になるようにする。

 

押さえるべきポイントその3.パーティに入れると安定するポケモンを入れる

 パーティ全体を安定させるために入れるべきポケモンというのがいくつか存在する。

 まず高耐久で弱点の少ないポケモンを一体は入れたい。おすすめはカビゴンカバルドンあたりのポケモンである。全世代で安定して使われているポケモンであるがこういうポケモンは一撃でやられるということが非常に少ないので一体に全抜きされるということが少なくなるため非常にパーティが安定する。また不一致技くらいなら平気で受けに行ける耐久があるので非常に使いやすい。

 次にこだわりスカーフ持ちのポケモンを入れることをおすすめする。スカーフポケモンも素早さで上を取られない限りは一回は行動が保障されている。このゲームにおいてこの行動保障が非常に強い。気合いのタスキというアイテムも同様の効果が期待できるのではないかと思う方がいると思うが、タスキはステルスロックや砂、霰ダメージ等でつぶされることも多い。なので行動保障という点においてはスカーフの方が優秀である。

 最後に先制技持ちのポケモンこれを入れるとよい。タスキや特性の頑丈を利用して積んで全抜きを狙ってくるポケモンがかなり存在する。代表例としてパルシェンがいる。初手で襷を利用して殻を破るを積みスキルリンクで襷を貫通しながら全抜きを狙ってくるという非常に厄介なポケモンなので対策必須である。こういうポケモンの手っ取り早い対策が先制技持ちのポケモンである。その他に高速高火力のスカーフポケモンなども先制技持ちが居たほうが対処しやすいので先制技持ちのポケモンを入れておくことをお勧めする。

 

まとめ:高耐久弱点少、こだわりスカーフ持ち、先制技持ち、これらのポケモンを入れる。

 

押さえるべきポイントその4.メジャーポケモンの対策について

 使用率の高いメジャーポケモンは対戦で当たる機会が多い。そのようなポケモンの対策に関して一体に丸投げしているとそのポケモンの選出が強制されてしまい対戦での選出や立ち回りが窮屈になることが多い。

 例えば構築でミミッキュが重いのでかたやぶりドリュウズ一体入れて対策すればいい、このような考えは危険である。なぜかというと相手視点からするとドリュウズの選出がほぼ見えてしまうからである。ドリュウズを選出したがミミッキュが出てこずに3体ともドリュウズが不利なポケモンで固められてしまった、こういう事態が起こると実質3対2で戦わされているようなものでほぼその試合は負けとなってしまうだろう。

 なのでメジャーポケモンに関してはパーティ全体で対抗策を持っておくようにする。先述のミミッキュであればタイマンで勝てるポケモンを複数用意することとタイマンで勝てないポケモンでも鬼火等の状態異常技で後続につなげれるような構成にしておく等パーティ全体で対策するような考えが必要である。メジャーポケモンをしっかり対策しておくことで高い勝率が期待できるのでこの考えは非常に重要である。

 

まとめ:メジャーポケモンは一体に任せずパーティ全体で対策

 

 以上4つの初心者が押さえるべきポイントをまとめた。パーティ構築においてはまだまだ考えることが多いがこれくらい押さえておけば大負けするような構築は出来ないと思う。

 上位プレイヤーの構築記事等を読むと更にレベルの高い構築の考えが身につくかと思うので上を目指したい方は上位プレイヤーの構築記事を読み漁ることをおすすめする。ポケモンの型の流行りなどもわかってくるので対策も立てやすくなると思う。

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