【剣盾 S16 最終56位 最終レート2057】ミミッキュ展開最速素眠りジガルデ軸【シングル 構築記事】

  今期も二桁順位取れたので構築記事作成しました。今回はジガルデ軸の構築になります。

、「ドラゴン じめん ジガルデLv.100 スワームチェンジ たべのこし サウザンアロー とぐろをまく みがわり ねむる くさ はがね ナットレイLv.49 ナットレイ てつのトゲ ゴツゴツメット ど ジャイロボール タネマシンガン やどりぎのタネ どくどく ドヒドイデLv.56 さいせいりよく くろいヘドロ ねっとう じこさいせい トーチカ くろいきり ポリゴン2Lv.100 ダウンロード しんかのきせき でんき ひこう じこさいせい イカサマ 来れいとうビーム でんじは サンダーLv.60 せいでんき いのちのたま でんじは ぼうふう ねつぷう かみなり ゴースト フェアリー ミミツキュ Lv.60 ばけのかわ フイラのみ でんじは みがわり のろい いたみわけ おしん チームID チーム5 B戻る」というテキストのアニメ風の画像のようです

 

1.構築の発想について

 ジガルデが強そうだなということでジガルデ軸でパーティを組み始めました。普通のジガルデを使っても面白くないなと思ったのと自分は速いポケモンが好きなのでで最速ジガルデを採用。ジガルデ軸は受け回し的なパーティが組まれることが多かったのですが今回はジガルデへのサポートポケモンを多めに採用する発想で残りのポケモンは決めようと思いました。

 まずカイオーガに強くやどりぎやどくどく等でジガルデ展開のサポートができるナットレイを採用。ナットレイやジガルデと相性補完のいいドヒドイデを次に採用し、特殊受けとして電磁波サポートのできるラッキーを採用。ここまでは受け回し的な感じです。

 残り二体は珠サンダーと電磁波持ちのメンヘラミミッキュを採用しました。珠サンダーは受け回し的な構築に見えるのでアタッカーサンダーが読まれにくいかなと思ったのとダイジェットから電磁波でジガルデにつなぐ展開が強そうだなということで採用。メンヘラミミッキュは環境的に強いのとジガルデのサポートとしては最高クラスのポケモンかなということで採用しました。

 最終日前にこのパーティで回しておりましたがラッキーがほとんど選出することがなくもうちょっと広範囲に打ち合えるポリ2の方がいいかなということでポリ2に変更してパーティが完成しました。

2.各ポケモンの紹介

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・ジガルデ@たべのこし

性格:ようき 努力値:H228 A4 B4 D20 S252

技:サウザンアロー、とぐろをまく、みがわり、ねむる

 速い素眠りジガルデが意表を突けて面白そうだなということで採用いたしました。マヒは基本的にミミッキュに撒いてもらってそこから起点を作って全抜きを狙います。ねむるはTODしたい場面や状態異常を喰らった場面、単純に回復して相手を詰ませたい場面等非常に便利です。最速も上から確実に積むことが出来たりいじっぱりウーラオスやマヒした竜舞ドラパルトの上を取れたり活きる場面多かったと思います。耐久削って困った場面もそんなになかったので最速を採用して正解だったと思います。

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ナットレイゴツゴツメット

性格:のんき 努力値:H252 B252 D4

技:ジャイロボール、タネマシンガン、やどりぎのタネ、どくどく

 僕の剣盾二桁構築では皆勤賞のポケモンです。ジガルデが突破しにくいポケモンやねっぷうなしサンダーを突破できるようにどくどくを採用しました。ゴツゴツメットは主にザシアンやウーラオス意識で持たせております。すいりゅうれんだを受けるとゴリゴリ削れて楽しいです。

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ドヒドイデ@くろいヘドロ

性格:ずぶとい 努力値:H252 B252 D4

技:ねっとう、トーチカ、くろいきりじこさいせい

 相性補完意識で採用しました。ゼルネアスやバトン展開を邪魔できるようくろいきりを採用しております。バトンにもゼルネアスにもほぼ当たらなかったのであまり選出することは無かったですがエースバーン入りでかなり刺さってるパーティにはたまに出してました。ウオノラゴンがもうちょっと居たら選出率少し上がっていたかも。

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ポリゴン2しんかのきせき

性格:おだやか 努力値:H244 D252 S12

技:イカサマ、れいとうビーム、でんじは、じこさいせい

 特殊受けとしてラッキーに代わって採用しました。技構成はミミッキュや黒バドなどに打てるイカサマ、広い範囲に刺さるれいとうビーム、ジガルデのサポート意識ででんじは。めんどうなみがわり持ちのHBムゲンダイナ入りに出せるように特性ダウンロードにしました。ただ出した試合はほとんど負けていたので完全見せポケにした方がよかったかも。ムゲンダイナ入りくらいにしか出さなくて元々ムゲンダイナがきつめだったのでポリ2のせいではないかもですが。

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・サンダー@いのちのたま

性格:おくびょう 努力値:H4 C252 S252

技:かみなり、ねっぷう、ぼうふう、でんじは

 ここまで受け回しな感じに見えるのでアタッカー型のサンダーを採用すれば刺さりそうかなということで採用しました。でんじはを採用することでジガルデで相手のダイマを使わせてからサンダーのダイマを通す展開とサンダーのダイマを展開してからジガルデを通す展開の2パターン作れるのが非常に強かったです。

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ミミッキュ@混乱実(フィラのみを持たせていたがおくびょうハーブを使っているので本来は他の混乱実)

性格:おくびょう 努力値:H4 B220 D28 S252

技:でんじは、みがわり、のろい、いたみわけ

 でんじは採用のメンヘラミミッキュです。調整はBに厚く振ってダウンロード調整だけしましたがムゲンダイナのマジフレ耐えれるようDにがっつり振っても良かったかも。受け回しに見えるが基本的に偽装でこのポケモンを初手で展開してジガルデやサンダーを通すのがメイン。選出率は100%で毎回先発にしておりました。ダイマをみがわりで枯らしたり受けループやめんどうな居座り型のポケモンを処理してくれたりめちゃめちゃ使いやすかったです。今のザシアンはみがわりを切っているのででんじはで処理する展開が非常に安定しました。

3.選出について

 ミミッキュ+ジガルデ+サンダーorナットレイのパターンが7,8割です。ミミッキュは毎回先発で選出、ジガルデもよほど通しにくそうなとき以外は毎回選出。残り一体はサンダーが通りがいいならサンダーでそれ以外なら大体は無難にナットレイという感じです。

4.きついポケモン

 ムゲンダイナ軸だけちょっとめんどうなくらいであんまり環境にはきついポケモンいなかったです。ポリ2じゃなくてサンダーを通す選出をしていたらムゲンダイナ入りももっと勝てていたかもしれない。

5.結び

 僕のプレミで落とした試合がかなりあったのですがそれでもこの順位に入れたので構築の完成度は結構高いと思います。ジガルデはかなり強く環境にも刺さっていたので使用率がちょっと低すぎるかなと思いました。youtubeで構築解説+試合+レンタルIDの動画を上げる予定なので興味ある方はそちらもよろしくお願いします。

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【ポケモン剣盾】ザシアンの最強努力値調整について徹底考察【育成論】

 S15の上位構築のザシアンはほとんどがSを大きく削った耐久振りの個体であった。最速の個体はほぼ使われておらず速いザシアンは結果を残せなかったということになる。そこでS振りのザシアンはなぜ結果を残せなかったのか?S振りザシアンは弱いのかということについて考察し最適な努力値振りを考えていく。

 

1.上位のザシアンはなぜ耐久振りばかりになったのか?

 まず結果を残した構築のザシアンがなぜ耐久振りばかりだったのかそのことについて努力値や実数値の効率という観点から考察していきたい。

朽ちた剣を持たせたザシアンの種族値が以下のようになっている。

H92 A170 B115 C80 D115 S148

合計種族値720で特攻も低く非常に無駄のない配分のように思える。ただこの完璧に見えるザシアンの種族値には実は弱点が存在する。その弱点を分かりやすくするために無振り無補正の実数値に直して見ていきたい。無振りの実数値が以下のようになる。

H167 A190 B135 C100 D135 S168

すると禁止伝説の割には非常にHP実数値が低いことが分かる。耐久値を最も高くするための最高率の配分がH=B+Dに近づけることなのでザシアンはH=167、B+D=135+135=270となり1.7倍ほど差があることになる。ここまで差があるポケモンはなかなかいない。つまり種族値だけ見るとかなり固く見えるが配分効率が悪く無振りの状態だと種族値程の固さはないということになる。逆に言うとHPに振ると非常に固くなるポケモンである。

 もう一つそもそも努力値振りは実数値が低い部分に振った方が効率がいい。例えばハピナスを例にとると無振りの防御実数値30だがこれを努力値252振りすると62となり物理耐久は二倍以上になる。特殊受けのハピナスが防御振りされることが多いのはこの努力値効率を意識されるためである。ではこれをザシアンに当てはめた場合どうなるかというとザシアンの攻撃実数値は無振りで190と非常に高い(性格補正は逆に実数値が高い部分にかけたほうが効率が良い)。すなわちようきAS振りというのは非常に効率が悪い振り方でポテンシャルを活かせておらず、逆に耐久振りザシアンは効率のいいH振りでポテンシャルを十分に引き出せていたということになる。

2.ようきASザシアンはザシアンミラーに強いのか?

 ただS振りのザシアンならザシアン同士の対面には強く出れるのでは?という意見があるかもしれない。ただ一般的なようきASは実は耐久振りザシアンに勝つことができない。なぜかというと上位の結果を残したザシアンの大半が電光石火を採用していた。これにより耐久無振りのザシアンはいじっぱりの耐久振りザシアンのきょじゅうざん+石化で確定で落ちてしまうためS振りのミラーマッチに強いという利点も活かせていなかったのである。

 以上の理由からS振りザシアンは前シーズン結果を残すことができなかったと考えられる。

3.S振りは結局のところ弱いのか?

 では上位のザシアンはSに振っていなかったのだがS振りは本当に弱いのであろうか?筆者個人の意見だが環境がザシアン中心である以上はやはりミラーマッチ意識のS振りが最強であると考える。そもそも前シーズンはSを削ったザシアンがあまり想定されていなかったので動きやすかったという面があると考えられる。エースバーンの後手をとってダイジェットやダイナックル読みできょじゅうざんを打つという立ち回りをされていた方も居るようだがこれはザシアンのS削りを想定されると非常に厳しくなる。立ち回りやあるいは構築段階でSを削ったザシアン前提の動きがされるということだ。そもそもS振りはポケモン対戦の勝率を上げるという意味においては非常に理にかなった振り方である。一発耐えて殴るよりは上から攻撃をさせずに倒した方が効率がいい。また耐久調整は急所や追加効果などで崩される可能性があるが、逆にS振りは上から一方的に急所や追加効果による勝ち筋を狙っていけるという利点もある。そのためザシアンはS振りが最強であるが前期はそもそも努力値効率が悪く、ミラーマッチに強い利点を活かせないAS振りが主流だったためS振りザシアンは結果を残せなかったというのが筆者の考えである。

4.ザシアンのおすすめ調整の紹介

 以上の考察を元におすすめの振り方を3つほど紹介する。

*おすすめの調整その1 HS型

・性格

ようきorいじっぱり

努力値

H252 B4 S252

・技構成例

アイアンヘッド、ほのおのキバ、でんこうせっかつるぎのまい

 ミラー意識のS振りだがAではなくHに振った。A振りは効率が良くないのに加えてH振りすることでA特化ザシアンのきょじゅうざん+石化をよほどの高乱数を引かない限りは耐えることができる。ダウンロードポリ2は環境にほぼ存在しないので少しでも耐える確率を上げられるように端数はDではなくBに振った。技構成例では鋼タイプへの打点になり更にS振りの利点を生かせるよう追加効果の狙える炎のキバを採用している。技構成はホウオウがきつければワイルドボルトを採用したり、メタモンを意識ならみがわりを採用する等パーティ次第で柔軟に変えていきたい。

*おすすめの調整その2 A特化型

・性格

いじっぱり

努力値

A252 D4 S252or H252 A252 S4

・技構成例

アイアンヘッドインファイトワイルドボルトつるぎのまい

 力こそ正義という方はA特化型をおすすめしたい。ようきだと効率が悪くまた中途半端なためAに振りたいならいじっぱり一択。個人的にはASぶっぱがおすすめだが耐久重視のHA振りも悪くないかと思う。Hに振る場合はミラー意識でSにもう少し割くのもいいがあまり大きくは振らなくていいだろう。技構成は突破力重視で3ウエポン+剣舞にした。Sに振らない場合はでんこうせっかを入れるのもあり。

*おすすめの調整その3 耐久調整型

・性格

いじっぱり

努力値

H252 A76 B4 D132 S44

・技構成例

アイアンヘッド、じゃれつく、かみくだくでんこうせっか

 耐久調整するなら環境に多いスカーフカイオーガを意識した振り方がおすすめ。調整例はスカーフ潮吹きを耐えるまでDに振りAを効率重視で11nまで確保しあまりはミラー意識でSに振った。S15の1位の方のザシアンがほとんどSに割かない調整だったため真似をしているザシアンが多い今はミラーも上を取りやすいだろう。技構成は対面意識でフルアタ。耐久やHPを減らす技を採用したくなかったのでかみくだくを採用。広く等倍以上を取ることができギルガルド、黒バドレックス、ヌケニンあたりへの打点として非常に優秀。

5.結び

 今回は前シーズンの結果と調整の効率という観点からザシアンの最適な努力値調整について考察した。ザシアンは持ち物固定で調整により非常に差が出やすいポケモンであり努力値効率の仕組みを活かした振り方を知っていると非常にポテンシャルを活かしやすいだろう。また他のポケモンの調整を考える際にもこの記事の内容が参考になれば幸いである。

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youtubeで対戦動画や解説動画等もあげているので興味がある方はこちらもよろしくお願いします。

【剣盾 S15 最終83位 最終レート2068】対面重視スカーフオーガ軸バシャナットボルト構築

 構築記事一年振りくらいになります。基本あまり日の目の見ないポケモンを活躍させようというスタンスで対戦やっているのですが一年くらいまともな結果が出せてなかったので今季は普通にガチパ組んで二桁目指しました。

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1.構築の発想について

 手探りの環境でしたが潜っていた感じカイオーガ入りが勝ちやすそうだなということで最終日はカイオーガ軸にパーティ組もうと考えておりました。カイオーガで最強の型は間違いなくスカーフ型なのでスカーフカイオーガをまず一枠確定。

 次にスカーフオーガ軸で組むなら初手ダイマックスの対面構築気味に組むのがいいかなということでダイマックス要員と襷枠を考えることにしました。

 まずダイマックス要員として目を付けたのが化身ボルトロスです。ボルトロスを選んだ理由は

・この環境でダイマックス要員はザシアンのきょじゅうざんを半減できることが必須なこと

・物理受けとして採用されやすいランドロスやヌオー等に強い

イベルタルカイオーガ、ホウオウなどの採用率高めの禁伝枠に強め

いたずらごころが強い環境なのでダイマックス一本で警戒されにくい

ここら辺になります。

 次に襷枠としてバシャーモを選びました。禁止級環境では先制技があまり飛んでこないので加速で上を取りつつ剣の舞から超火力を出せるバシャーモは非常に強いです。

 この三体をベースにバシャナットサンダーに似た形を取れてカイオーガとも相性のいいナットレイまではすんなり決まりました。残りの二枠はあまりしっくりくるポケモンが思いつかなかったのですがとりあえずラプラスダイマックスをけん制できるポケモンが欲しいなということでヌケニン。地面枠としてザシアンにも強めなカバルドン。この二体を入れて構築完成となります。

2.各ポケモンの紹介

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カイオーガこだわりスカーフ

性格:おくびょう 努力値:H4 C252 S252

技:しおふき、こんげんのはどう、かみなり、れいとうビーム

 最強ポケモンです。基本的に毎回選出でボルトロスが荒らした後にしおふき打ってお掃除してもらいます。H4振ってますが16nになるのでホントはB4がいいと思います。

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ナットレイ@たべのこし

性格:のんき 努力値:H252 B252 D4

技:ジャイロボール、ボディプレス、やどりぎのたね、てっぺき

 カイオーガと非常に相性がいいポケモンナットレイミラーを意識しててっぺきボディプレス型にしました。あまり選出率高くなかったですがもっと信頼してあげてもよかったかも。主にジガルデやゴリランダー、ミミッキュ等が居る時に選出しておりました。

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バシャーモきあいのタスキ

性格:いじっぱり 努力値:A252 D4 S252

技:じしん、きしかいせい、つるぎのまい、こらえる

 きしかいせいの威力がヤバいです。つるぎのまいを積んでいなくても無振りのカイオーガは確定一発、ザシアンやイベルタルも高乱数でワンパン出来ます。ミミッキュカバルドン等この環境で障害になるポケモンが少なめなので非常に動かしやすかったです。じしんはムゲンダイナ意識での採用。アタッカー型ならつるぎのまい地震で確定一発、耐久型なら炎技ワンウエポンの個体も多いので大体のムゲンダイナにはタイマンで勝てます。上位帯はでんこうせっか持ちザシアンが多かったのでそこがちょっと辛かったです。

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・化身ボルトロス@珠

性格:ようき 努力値:H4 A252 S252

技構成:ワイルドボルトそらをとぶ、ばかぢから、くさむすび

 初手のダイマックス要員として採用。草結びを持たせることでウーラオスのカウンター対策やヌオーやガマゲロゲの突破手段と出来ます。珠サンダーにも対面で勝てますので非常にこの環境のダイマックス要員として優秀です。上位のザシアンはボルトロスより遅い個体が多かったので初手はダイサンダーから入ったほうがいいかも。

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ヌケニン@あつぞこブーツ

性格:いじっぱり 努力値:A252 S252

技構成:ポルターガイスト、かげうち、おにび、こらえる

 ボルトとラプラスの対面でダイマックス切られたくないので入れました。基本見せポケですがカミツルギトリトドンあたりのめんどうな一般ポケ対策としてたまに選出してました。

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カバルドン@達人の帯

性格:いじっぱり 努力値:H252 A252 S4

技構成:じしん、ほのおのキバ、かみなりのキバ、こおりのキバ

 こちらもほぼ見せポケです。刺さりそうかなと思った時に気分で選出。特にゼクロム入りにはボルトロスじゃなくてこちらを選出するといいかと思います。

3.選出について

 大体化身ボルト+バシャ+オーガで選出して初手ダイマで荒らした後バシャとオーガで押し切る形で選出します。パーティ次第でナットレイヌケニンが刺さってそうならたまに出すくらいです。

4.きつかったポケモン

・石化持ちザシアン

・サンダー(特にアッキかいでんぱ)

・ムゲンダイナ

 上位帯はスカーフしおふき耐えの耐久振りザシアンが多かったのでザシアン入りに対してあまりカイオーガが刺さりませんでした。インファイト切ってそうな個体が多かったのでそういうザシアンが多そうならカイオーガを外してナットレイを選出するほうがいいかも。サンダーは受けられるポケモンが居ないので好き放題ダイマックスを切られます。ムゲンダイナはバシャーモくらいしか安定して対面で勝てるポケモンがいないのでかなりきついです。耐久型ムゲンダイナ+ヌオーとか来たらどうやっても突破できません;;。

5.結び

 久々に二桁に入れたのでそこは満足ですがあまり面白いポケモンを入れれなったので構築自体の満足度はあまり高くないですかね。でも使用率上位のポケモンがわりときつかったのですがよく上位には入れたなと思います。youtubeの方でまた構築解説+試合の動画も別に上げる予定ですので興味ある方はそちらもよろしくお願いします。

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【ポケモン剣盾】ペリッパーのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

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ペリッパーの強み

①強力な天候変化特性持ち

 天候変化の特性あめふらしを持っている。これによってすいすいエースと組ませて強力な攻めを展開することができる。今作はすいすいエースがダイマックスをすることで自分で天候変化を起動できるがダイマックスを切らずにすいすいエースを選出できる点、相手の天候エースを雨に書き換えて止めれるという点でまだまだ強力な特性である。

②優秀な複合タイプ持ち

 水飛行という耐性面で非常に優秀な複合タイプを持つ。岩、電気の弱点二つで電気タイプは四倍弱点であるが耐性は無効合わせて6個もある。またアタッカーとしてみても一致ダイジェットを打つことができ特性あめふらしと合わせて通りのいい高火力の水技を打つことができる。

③耐久型も可能

 はねやすめを覚えることができ先述の通り水飛行というタイプは耐性面で非常に優秀な組み合わせであるため耐久型で使っても強いというのも非常に魅力的な部分である。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

1.アタッカー型

・基本技構成

ねっとうorハイドロポンプorなみのり、ぼうふう、とんぼがえり、はたきおとす

・選択技

おいかぜ(後続サポート)

れいとうビーム(ドラゴン意識)

こらえる(ダイマックス枯らし)

・持ち物

きあいのタスキ、こだわり眼鏡、こだわりスカーフ

・特性

あめふらし

・性格

ひかえめorおくびょう

努力値

H4 C252 S252 or H252 C252 S4

 

 あめふらしと合わせて一致水技や必中ぼうふうでガンガン攻めていく。

 水技だがねっとうが基本だが威力重視でハイドロポンプもありである。攻撃技の選択しは少ないのでねっとうとハイドロポンプの両採用もあり。飛行技はぼうふう一択。とんぼがえりは交代読みで打つことで有利対面を作ったり後攻とんぼですいすいエースを無傷で着地させたりできるので非常に採用価値が高い。はたきおとすはカビゴン等の耐久ポケモンの木の実やたべのこし等をはたきおとすことで突破しやすくなるのでこれも採用価値は非常に高い。

 雨パで採用する場合持ち物は行動回数を確実に確保できるタスキが無難。高負荷をかけれる眼鏡や上からたたける範囲を増やせるスカーフもあり。スカーフにした場合は後攻とんぼがしにくくなる点は注意。

 性格はおくびょうにすることでダイジェット一回でインテレオンやエースバーンを抜くことができる。ひかえめだとアイアントすら抜けないのでダイマックスをする場合はその点頭に入れておく必要がある。

 

2.耐久型

・基本技構成

ねっとう、ぼうふう、とんぼがえり、はねやすめ

・選択技

おいかぜ(後続サポート)

はたきおとす(耐久ポケモン対策)

・持ち物

ゴツゴツメット、しめったいわ、オボン、たべのこし等

・特性

あめふらし

・性格

ずぶといorのんき

努力値

H252 B252 C4

 

 物理耐久の高さと耐性を活かして物理ポケモンの相手をしていく。水飛行というタイプが耐久に向いてるため繰り出し性能が高くクッション役としても使いやすい。耐久型にしては特性あめふらしにより相手に負荷を掛けやすい点も非常に魅力。ナットレイの相手もある程度できる。

 調整はHB特化でよい。性格のんきにしてS個体値を7以下まで下げておくと無振りカバルドンの後手を取れるため対面で天候を取れたり後攻とんぼであくびループを切れたりするのでそこまでSを下げておくのもよい。その場合S個体値7か6にしておくと無振りローブシン抜きと両立もできる。

 

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【ポケモン剣盾】ランクルスのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

ランクルスの強み

①特性マジックガードが非常に優秀

 定数ダメージを無効化する特性マジックガードが非常に優秀。毒、やけど、砂、霰、やどりぎ、ステルスロック等のダメージを無効化出来るのでそれらを得意とするポケモンの対策になる。また命の珠のダメージも無効化出来るので命の珠アタッカーとしての運用もしやすいというメリットもある。

②トリルアタッカーとしての性能が高い

 トリックルームを覚えるので始動役として使える。特攻種族値125で十分な攻撃範囲を持っており素早さ種族値30とトリルアタッカーとしての適性も非常に高い。先述のマジックガードで珠ダメも無効化出来るので優秀なトリルエースとして活躍が期待できる。

③耐久性能も高い

 HP種族値110防御種族値75特防種族値85と全体的に高水準の耐久を持つ。HP種族値が高いのでHP=防御+特防に近づけやすく硬くなるように振りやすい。また自己再生とける瞑想といった耐久向きの技も数多く覚えるので耐久ポケモンとしての性能も高い。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

 

1.トリックルーム

・基本技構成

サイコキネシスきあいだま、かみなり、トリックルーム

・選択技

エナジーボール(水地面、ドサイドン意識)

シャドーボール(ゴースト意識)

ラスターカノン(フェアリー意識)

・持ち物

命の珠、達人の帯、メンタルハーブ、ラム等

・特性

マジックガードorぼうじん

・性格

れいせい

努力値

H188 B68 C252

 

 トリルアタッカーとしての性能の高さを活かす型。ブリムオンと比べて耐久の高さやマジックガードにより命の珠を持たせやすい点が大きな利点。

 特性は眠り粉やキノコの胞子の対策になるぼうじんもあり。サイクル重視で再生力にしてチョッキやこだわり眼鏡を持たせる場合もある(その場合トリックルームは採用しない)。

 攻撃技はメインウエポンのサイコキネシスエスパー技と相性補完のいいきあいだま、挑発を打ちに来るギャラドスやアーマーガアに刺さるかみなり、これが基本になるかと思う。

 努力値配分はCぶっぱでH=B+Dになるように配分した。

 

2.火炎玉型

・基本技構成

サイコショックorサイコキネシスorアシストパワー、トリック、瞑想、自己再生

・選択技

とける(対物理性能意識)

きあい玉(悪鋼意識)

・特性

マジックガード

・性格

ずぶとい

努力値

H252 B252 D4

 

 火炎玉を持たせることで物理ポケモンはやけど状態にして機能停止にさせる。半端な火力のポケモンには瞑想を積んでいく。マジックガードの定数ダメージ無効と合わせて非常に居座り性能が高い。火炎玉でやけどになることで状態異常耐性も高い。受けループのパーティに非常に強いので対策として採用価値が高い。

 努力値はHB特化にしている。ここまで振ることでのろいのおふだミミッキュのダイホロウを確定耐え出来るので居座って火炎玉トリックをする択も選択肢に入れることができる(珠ダイホロウは乱数一発ので注意)。

 攻撃技はサイコショックを採用している。防御計算でダメージを与えるので瞑想の積み合いになった場合に非常に強く出れる。受けループでよく採用されるマホイップに強くなれるのでおすすめ。威力重視ならサイコキネシスやアシストパワーを採用するといいだろう。

 

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【ポケモン剣盾】カビゴン対策用あまえるソーナンス ―育成論―

 剣盾から大きく使用率を落としたソーナンスダイマックスの仕様によりアンコールとみちづれが無効化されてしまうのでほぼ使い物にならないポケモンとなってしまったかと思われた。しかし現環境においてカビゴン対策としてかなり有用なポケモンであることに気づいたので記事としてまとめる。

 

1.調整

・技構成

カウンター、ミラーコート、アンコール、あまえる

・持ち物

たべのこし(推奨)orオボン

・性格

ずぶとい

努力値

H228 B252 S28

 

2.単体考察

 ソーナンスというポケモンは主にガブリアスメガボーマンダ等の物理エースのストッパーとして使われることが多かった。しかし今作ではダイマックスの仕様によりアンコールとみちづれが使いにくくなってしまったのでその役割を果たしにくくなっている。そのため使用率は大きく落ちてしまった。

 ただソーナンスのもう一つの役割、耐久ポケモンや鈍足のポケモンの対策ができるという点に注目したい。補助技や低火力の攻撃技を縛り反射技で処理or積みの起点にすることで対策をすることができる(ゲンガナンスのソーナンスは主にこの役割)。そこで今作大きく数を増やしたカビゴン対策としての価値を大きく見出すことができる。

 技に関してはみちづれではなくあまえるを採用している。カビゴンにあまえるを打って攻撃力を下げることで無力化して積みの起点にすることができる。その際長期戦になりがちなので持ち物はオボンよりたべのこし推奨である。

 努力値は4振りドヒドイデ抜きまでSに振って残りは物理耐久に振っている。ドヒドイデに後出しして先制アンコールでねっとうやトーチカ等を縛ることができる。

 

 3.対カビゴンの立ち回りについて

 カビゴンはいくつか型が存在する。大体の型のカビゴンに先制を取ることができるのでアンコールで縛ったりあまえるで攻撃力を下げることによってカモることができる。以下カビゴンの主要な型についての立ち回りについてまとめる。 

・対のろいカビゴン

 のろいカビゴンに後出しした場合はまずあまえるから入る。アンコールから入ってしまうとダイマックスを切られてそのまま押し切られる可能性があるので注意。攻撃力を下げたらあとはアンコールで補助技を縛って後続の起点にするか攻撃技を打ってきた場合はアンコールで縛った後カウンターで処理するかで簡単に対処することができる。

・対あくびカビゴン

 あくびカビゴンに後出しした場合はとりあえずあまえるから入るのが無難。最初にアンコールであくびで縛ってしまうのもよいがカビゴンがAに厚く振っていた場合はダイマックスを切られて押し切られる可能性があるので注意。おそらくあくびと積み技を両採用しているパターンはほぼないと思われるので攻撃力さえ下げてしまえばほぼ無力化出来るだろう。攻撃力を下げた後はアンコールであくびのPPを枯らしてTODに持ち込むか積みの起点にするかで対処するとよい。

・対フルアタカビゴン

 ラム持ちやチョッキ持ちなどフルアタの型はおそらく攻撃技から入ってくるのであまえるで無力化するかアンコールで縛ってカウンターで処理するかで楽に処理できるだろう。

・対はらだいこカビゴン

 はらだいこカビゴンソーナンスにとっては一番厄介である。はらだいこ型は素早さに振った型が多いため、あまえるすらとおせずワンパンされてしまう場合が多い。ただはらだいこ型は単体ではなく壁貼りやカバルドン等の起点作りポケモンとセットで採用されていることが多いのでそこからあらかじめ見分けていきたい。

 

4.まとめ

 現環境のカビゴン対策としてはおそらく最高峰に近いものがあると思われる。Sに少し振ることでドヒドイデ等も抜くことができるので遅い耐久ポケモンもアンコールで縛ることで対策をすることができる。物理耐久面もギャラドスA1段階上昇雨ダイストリームを耐えるほどの耐久力があるのでダイマックスのストッパーとしても活躍できるだろう。

 

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【ポケモン剣盾】ウインディのおすすめの型、調整を紹介 ―育成論―

 

ウインディの強み

①全体的に種族値の水準が高い

 合計種族値が555と非常に高いものを持っている。これはトゲキッス並の水準で600族を除けばトップクラスの数値である。威嚇込みで考えれば実質の防御種族値は更に高く非常にポテンシャルのあるポケモンである。

②攻撃範囲が広い

 物理技の攻撃範囲が特に広く大半のポケモンに弱点を突くことができる。特殊型の攻撃範囲も合わせれば受けることができるポケモンはほとんどいない。

③型が読みにくく対処しづらい

 攻撃種族値110、特攻種族値100と両方が高く物理型と特殊型両方の可能性が考えられる。またアタッカーだけでなく鬼火やあさのひざしを採用した耐久型の可能性もあるので非常に対処しづらい。

 

以下おすすめの型を紹介していく。

 

 

1.物理型

・基本技構成
フレアドライブワイルドボルト、じゃれつく、神速

・選択技

インファイト(バンギ、ドサイ意識、ダイナックルでA上昇)

おにび(物理全般意識)

サイコファング(壁対策)
・持ち物
もくたん、命の珠、とつげきチョッキ、オボン等
・特性
いかくorもらいび
・性格
いじっぱりorようき
努力値
H252 A252 S4 or H4 A252 S252

 

 一番採用率が高くオーソドックスに強い型。高い攻撃種族値と広い攻撃範囲を持っていてタイマン性能が高い。先制技の神速が使いやすくまた鬼火が効かないのも魅力。

 持ち物は火力を上げるアイテムかもしくは耐久を上げるアイテムかウインディに何を求めるかによって決めるとよい。

 シーズン1では耐久調整をしたチョッキ型が流行っていた。ただ仮想敵を絞って耐久調整をしたところで、威嚇の有無や反動ダメージなどですぐ崩れてしまうためあまり有用性が高くないように思う。BやDに振っても反動ダメージは減らないのでH252振りするのが結果的に耐久が高くなり一番使いやすくなるだろう。

 特性はいかくが基本であるがアーマーガアのミラーアーマーやまけんき等が気になる場合はもらいびにしてもよい。特にアーマーガアは炎タイプのウインディで見たいポケモンなのでもらいびにする価値も高い。

 

2.特殊型

・基本技構成
もえつきる、ソーラービームりゅうのはどう、神速
・選択技
インファイト(バンギラス意識)

鬼火(物理全般意識)
・持ち物
達人の帯、命の珠、とつげきチョッキ、オボン等
・特性
いかくorもらいび
・性格

ひかえめorおくびょう
努力値

HCorCSベースで調整

(調整例)性格:憶病 努力値:H28 B92 C180 D4 S204

威嚇込みいじっぱりヒヒダルマ地震耐え、S最速ドリュウズ抜き余りC

 

 特攻種族値が高いので特殊型も強い。草技が使えるのでトリトドン等の水地面タイプに4倍弱点を付けるのが大きな強み。またアーマーガアのミラーアーマーで威嚇を跳ね返されても影響がなく鉄壁などの積み技も無視でき、ギルガルドのキングシールドで火力を下げられることもないので鋼対策に関しては特殊型に圧倒的に分がある。

 持ち物に関しては物理型同様ウインディに突破力を求めるか場持ちを求めるかで持ち物を決めるとよい。

 反動ダメージが存在しないので仮想敵を決めた調整も特殊型のがしやすい。調整例は帯向けの調整である。

 メインの炎技はもえつきるを採用している。威力が高く炎タイプを消すことができるのでドリュウズ対面などで非常に使いやすいかと思う。ただ一度使うと連発は出来ない(ダイバーンとしては使用可能)のでそれが気になる方は火炎放射、大文字、オーバーヒート等でもよい。草技が打てるのが物理型との大きな差別化点なのでソーラービームもほぼ確定技。神速は特殊型でも非常に使いやすいので採用価値が高い。竜の波動もドラゴンタイプへの打点としてほしいので技構成は基本技構成が一番使いやすいだろう。

 

3.耐久型

・基本技構成
ほのおのうず、バークアウト、鬼火、あさのひざし
・持ち物
たべのこし、オボン等
・特性
いかく
・性格
ずぶとい
努力値

H252 B252 D4

 

 鬼火とあさのひざしで主に物理ポケモンの相手をする型。

 バークアウトで特攻を下げることができるので半端な火力の特殊ポケモンなら相手をすることができる。物理型特殊型両方のドラパルトに対処しやすい。威嚇で特性を判別できるのでクリアボディなら鬼火、そうでなければバークアウトを打つとよいだろう(すりぬけ採用の物理型も一定数居るので注意)。

 炎技はほのおのうずを採用している。定数ダメとバインドで耐久ポケモンの相手がしやすくなり、またオーロンゲ等の壁貼りポケモンを縛ることで壁ターンを消費させることもできる。アーマーガアやドリュウズに対しての遂行速度が落ちるのでそれが気になる方は火炎放射でもよい。

 様々な型のドラパルトに強いという点で現環境では一番使いやすい型かと思う。

 

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